テンプレート審査
このページでは、Studio Storeにご提出いただいたテンプレートを審査・フィードバックする際の、判断のよりどころとなるチェックリストをご紹介しています。記載している項目は、デザインの完成度、機能性、ユーザー体験への配慮など、さまざまな観点から構成されており、制作者と審査者のあいだに共通の視点を持つことを目的としています。
あくまで「唯一の正解」を定めるものではありませんが、このリストを参考にしていただくことで、テンプレートの魅力や意図がより伝わりやすくなり、公平で建設的なフィードバックにもつながります。
テンプレートをご提出いただいた時点で、本チェックリストの内容をご確認いただいたものとしてお取り扱いさせていただきます。出品の前に、一度各項目をご確認いただくことをおすすめします。
テンプレートの審査について
出品申請されたプロジェクトは、Studio Store 審査担当者にて順次確認します。 審査完了時にメールにて以下のいずれかの結果を通知します。
審査合格
合格と同時に、Storeでの公開が開始されます。
ストア管理から、公開URLと掲載状況をご確認ください。
審査却下
通知内容を参考に、テンプレートのデータ・デザインを修正してください。
再審査は何度でも申請いただけますが、同一テンプレートのにおける審査回数は最大3回までとなっております。
また3回棄却された場合、次回のテンプレート審査ができるのは3ヶ月後となります。この期間はテンプレートの品質向上に努めるための時間として捉えていただければ幸いです。
審査取り下げ
出品者様にて申請取り下げを行った際は、申請取り下げを行ったテンプレートをご修正いただき、再度申請をお願いいたします。
同一テンプレートデザイナー様から複数のテンプレート申請があった場合、申請順に審査を行い、申請順が早いテンプレートの審査が終わるまで、次のテンプレートの審査には移行いたしません。
フィードバックについて
テンプレートを出品する前に必ず、チェックリストの要件を満たしているかご確認ください。 満たしていない要件があった場合は、お知らせいたします。
再提出について
多数の要件を満たしていない場合は、個別のフィードバックを行わずに審査を却下させていただくことがあります。その際は、内容をご確認のうえ修正いただき、再度ご提出ください。
3回連続で審査却下が続いた場合
なお、要件を満たさない状態での審査却下が3回続いた場合は、次回のテンプレート申請は3ヶ月以降とさせていただきます。
この期間は、テンプレートの品質向上に取り組んでいただくための準備期間としてご活用いただけますと幸いです。
フィードバック内容について
また、ビジュアルクオリティに関する詳細なフィードバックは行なっておりません。
テンプレート審査において、すべてのテンプレートが公平かつ効率的に審査されるよう、客観的な審査基準(チェックリスト)に基づいて対応しております。
ビジュアルデザインに関する細かなフィードバックを行うことが以下のような課題につながるため、実施しておりません。
1 表現の自由
細かいフィードバックは表現の自由を狭めるリスクがあります。
審査基準はあくまで最低限のクオリティラインを定めるものであり、細部のスタイルや表現手法は出品者様に委ねています。
2 公平性の担保
テンプレート審査は、多数のご応募をいただいております。一部の出品者様にのみ詳細なフィードバックを行うと、全体の審査スピードや公平性が損なわれる可能性があります。全ての出品者様に等しく対応するため、要件未達の部分のみをお知らせする形としています。
このような方針のもと、テンプレート審査では以下の「チェックリストの要件を満たしているか」という観点での確認をお願いしています。
デザインの個別相談は、サポート窓口にて承っておりません。ご相談いただいても回答できませんので、あらかじめご了承ください。
テンプレートの審査基準について
Studio Storeでは、ユーザー体験と実用性を両立したハイクオリティなテンプレートを利用者に提供するため、審査基準を設けています。 当審査項目・実装ガイドラインは、そういったテンプレートを制作するために意識すべき箇所をまとめ、テンプレート制作時のミスを減らすために制作されました。 テンプレート審査時に必ずチェックが行われますので、テンプレートの申請前チェックリストとして、お役立てください。
ビジュアルクオリティ
テンプレート実装
演出
データの接続
ダミーコンテンツ
Studio設定
一部のプロジェクトで対応が必要
アクセシビリティ
申請内容
STEP 1 ビジュアルクオリティ
デザイン
デザインテイスト
- カラー
- フォント
- 余白
- エレメント(線の太さ・色や角丸の度合い)
- モチーフ(写真以外の存在)
STEP 2 テンプレート実装
レスポンシブを変更しても表示が崩れない
検証ツールを使用し、以下の項目ごとに表示状態を確認する
冗長性があるテンプレート実装
ボックス数が少なく使いやすい
実装エラーの確認方法
見出しレベルの設計
テンプレートとして適切なタグ設計
ランドマーク
セクション
HTML要素の仕様
起こりがちなアンチパターン
- <div> の直下に <li>
- <ul> の直下に <a>
- <main> の直下に <footer>
リストセクション
カスタムコード
STEP 3 演出
アニメーション
どのようなテンプレートであっても、極力編集しやすいアニメーション設定を心がけてください。
例外として、テンプレートのアニメーション設定をそのまま使用する前提の箇所は、複雑な設計でも問題ありませんが、デザインエディタ上の情報だけで構造を特定できるものにとどめてください。
ホバーアニメーション
STEP 4 データの接続
CMS
デザインエディタ
デザインエディタ:推奨項目
CMSダッシュボード
API / RSS
その他の注意点
STEP 5 ダミーコンテンツ
ページ内に設定するダミーコンテンツ、テンプレート
ユーザーチェックをお願いしたい項目
STEP 6 Studio設定
設計意図の理解が容易な設計
サイト設定が適切に行われている
ページ個別タイトル、パス、タイプ
テキストスタイル
コンポーネント、プリセット、カラーパレット
STEP 7 一部のプロジェクトで対応が必要
フォームの設定
プライバシーポリシーページ
推奨項目
404ページの設計
STEP 8 アクセシビリティについて
リンクのアクセシビリティ
動画の自動再生
画像、イラストと同様に、有料での再配布が可能なライセンスを保持する動画のみ利用可能です。
自動再生の動画を含む際は、ユーザーが任意で停止することができる構造とする必要がありますが、現在のStudioでは自動再生の動画を停止させることができません。(https://accessible-usable.net/2015/03/entry_150319.html)そのため、使用しないことを推奨します。
画像のアクセシビリティ
altテキストは画像の補足や画像の説明ではなく、「その画像が表示できない環境で、代わりとなるテキスト」を書く。(https://qiita.com/hibikikudo/items/f710933664094632540d)
テンプレートの場合、購入者によって画像を変更されることが前提であるため、altは空の状態にしておく。