公共・教育・医療
オウンドメディア
Webサイトを見る
課題
効果
・フォーム機能によってコメントを受け取れるようになり、双方向的なコミュニケーションの促進に繋がった
・誰でも簡単に記事をアップロードできるようになり、継続的なコンテンツの発信ができた
・ロゴを決める過程でのパブリックコメントで、ロゴのデザイン性が高く評価された
学校法人北里研究所は、「生命科学の総合大学」北里大学の設置法人であり、生命科学や関連分野の研究者、教育者、専門職業人の育成を目的とした学校法人です。
今回は法人本部総務部 企画課/広報課の福田様と、ブログの制作・運営でご一緒しているデザイン・イノベーション・ファーム Takramの井野様に、Studioを導入したきっかけや導入後の効果などについてお話を伺いました。
法人本部総務部
企画課/広報課
福田様
デザイン・イノベーション・ファーム
Takram
井野様
–Studio導入前にどのような課題を感じていましたか?
福田様:北里研究所のブランディングの一環として、新しいロゴマークの制作と共に、北里研究所の未来のビジョンを示し、それに向けてどのように進めていくかを共有するのが、今回のプロジェクトの目的です。
今回のプロジェクトを進めるにあたって、「密室型のプロジェクトではなく、共創型かつオープンな環境で、全てのステークホルダーが参加できるような形で進めたい」「タイムリーかつデザイン的に見やすい、読んで楽しめる情報発信ができるプラットフォームにしたい」というプロジェクトチームの意向があったため、どのプラットフォームを利用してブログを運営するのか悩んでいました。
–なぜ、Studioの導入を決めたのでしょうか?
福田様:10種類以上のブログサービスを比較検討した結果、StudioのCMS機能が充実しており、読み手にとってわかりやすい形で情報を提供できるのではという期待がありました。また、このプロジェクトにはロゴマークの制作などが含まれており、Webサイトの見栄えやデザイン性も重要視していました。その点で、Studioはデザイン性にも優れており、モリサワなど多様なフォントが利用可能である点が決め手となりました。
–Studioを導入する際に、大切にしていたポイントはありますか?
福田様:まず、デザイン性です。このプロジェクトがより人々の興味を引くように注力しました。また、見た目の統一感を図るためにフォントの統一性も大切にしました。
次に、使いやすさです。プロジェクトメンバーはWeb関連の専門家ではないため、操作性を重視し、記事の更新がタイムリーに、そして簡単に行えるようなブログサービスを検討していました。
最後に、プロジェクト進捗の公開と、このプラットフォームの中長期的な利用が可能かどうかです。プロジェクトの進捗をブログで公開しつつ、プロジェクト完了後もこのプラットフォームを北里のコミュニケーションツールとして、オウンドメディア化して発展させる計画でした。したがって、スタッフがこのメディアを自走できるようにすることも重視しました。
–実際にStudioを利用してみた感想をお聞かせください。
福田様:我々はWebの専門知識がほとんどないのですが、感覚的にページを作成できる点が使いやすいと感じました。普段使っているWordのような感覚でページを作成できたり、リンクを挿入できたりするのには驚きました。また、Figmaとの互換性がある点も非常に役立っています。
井野様:私自身は、主にブランドの戦略設計やコンセプト設計を行っている立場で、Webサイト制作の経験はあまりなかったのですが、このプロジェクトではブログページの制作が重要であり、継続的にコンテンツを更新し続けることが求められていました。
このような状況でしたので、初めはテンプレートを利用したデザインからスタートし、その後少しずつアップデートを重ねて現在のデザインへと進化させていきました。Figmaでデザインコンセプトを検討していたので、その反映が比較的スムーズに行えた点にも、Studioの良さを感じています。
–Studioのどのような機能をよく活用していますか?お気に入りの機能があれば教えてください。
福田様:特に、CMS機能をよく使っています。ブログ運用が本格稼働したのは去年の年末頃で、継続的に週2本のペースで記事を投稿していた時期もありました。
井野様:オープンなプロジェクトだったので、北里に関わる皆さんからの意見を募るためにフォーム機能を活用しました。実際にロゴマーク案に対して皆さんから声を聞く際にも、フォームを活用したLPを作成しました。また、サイト内にフォームを組み込めるため、サイトの世界観を保ちながらも、必要な意見をスムーズに集めることができました。
–制作にあたって悩んだところ、こだわったところはありますか?
井野様:どのように設計すべきか、何を重視して進めるべきか、制作期間も限られていたため、効率良くプロジェクトを進める方法については悩みました。最初の目標は、まず皆さんに情報を届けることで、テンプレートを利用して速やかに立ち上げ、その上で段階的にアップデートを行う戦略で進めました。
ブランディングプロジェクトが進んで北里らしさが言語化されていくなかで、このブログ自体のデザインも徐々に変わっていきました。こだわったポイントとしては、CMS機能を活用して、ブログのデザインの変遷を過去に遡って見えるようにしたことです。変わり続けるプロジェクトの面白みを伝えることができたのではと思います。
–Studioの導入後の変化や反響はいかがですか?
福田様:元々広報課で行っていたLINEアカウントで発信してみたのですが、どれだけ読まれるのかは不安でした。しかし、ブログの読みやすさもあってか、多くの人から読んでいるとの声をいただくことができました。
また、フォーム機能によってコメントを受け取れるようになり、双方向的なコミュニケーションの促進に繋がりました。さらに、「ブログでメッセージを紹介してもいいですか?」というボタンを設置し、公開を許可するというアイデアを実装することで、オープンなプロジェクトであることを感じてもらうこともでき、非常に良かったと感じています。
–導入した成果を感じるポイントを教えて下さい。
福田様:新しいロゴマークが完成した際に、教職員のOBやOG向けの広報誌にロゴマークの紹介記事を依頼されて執筆したのですが、ブログのQRコードを添付して簡単に案内することができました。これにより、ブログの浸透が進んだと感じています。
また、以前は操作に慣れた人がいないと記事のアップロードが難しいというボトルネックがありましたが、Studioを導入することで、誰でも簡単に記事をアップロードできるようになりました。
–実際に得られた成果を具体的な数値で教えて下さい。
福田様:ロゴマークを決める過程において、公にコメントを募るという取り組みを行いました。この際、提案したロゴに対して約6割の方から肯定的な意見をいただくことができました。
通常はこうしたCIなどのプロジェクトにおいてパブリックコメントを取ると反対意見が多く寄せられることが一般的だと聞いていましたが、賛同意見が半数を超えたことは我々プロジェクトメンバーにとっても驚きでした。そのような結果を得られた要因のひとつとして、Studioで制作したブログページを通じて様々なステークホルダーと密にコミュニケーションが取れていたことが考えられます。
–Studioはどのような会社やプロジェクトにおすすめでしょうか?
福田様:StudioはWebデザインの初心者でも使いやすいため、スタートアップなど人員が限られていたり、専門的な人員の確保が難しかったりといった悩みを持っている企業はもちろん、そうした企業に限らず、広報やWebを通じて顧客とのコミュニケーションを強化したいと考えている企業におすすめです。
–今後Studioを活用して取り組んでいきたいことは何ですか?
福田様:主にオウンドメディアの発展です。以前は紙媒体で広報誌を制作していたのですが、スマホで情報を得ることが一般的になり、さらに印刷コストや環境問題を考慮して、ペーパーレスの方針で広報誌の新しい形での制作を検討していました。このような背景もあり、この機会に紙媒体の後継としてこのブログをオウンドメディアとして発展させたいと考えています。
また、周年事業にもStudioを利用しており、創立110周年に向けて、さらに情報発信に適したものにしていきたいという想いを強く持っています。
–今後もぜひStudioを活用していただき、さまざまなプロジェクトの成功につながることを願っております。貴重なお話をありがとうございました!
※掲載内容は取材当時のものです。
業種
公共・教育・医療
従業員数
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利用用途
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