金融・保険
採用サイト
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課題
効果
・運用体制を属人化させることなく、時期や状況に合わせたサイト更新が可能に
・サイトの運用コストが6分の1に抑えられた
TOYOTA FINANCE Design Teamは、金融サービス会社であるトヨタファイナンス株式会社が擁するデザインチームです。スマホ決済アプリ「TOYOTA Wallet」をはじめとしたプロダクトのデザイン、ユーザーのタッチポイントに関わるデザイン全般に携わっています。
同社ではデザインチームの採用サイト立ち上げにあたりStudioを導入。動画を使ったキービジュアルが目を引く洗練されたデザインのサイトを制作しました。公開に至るまでの導入プロセス、実感している効果について、デザイナーの島津様にお話を聞きました。
CX企画部 CXデザイングループ
リードデザイナー
島津様
── まずは採用サイトの制作に至った背景を教えてください。
島津様:トヨタファイナンスの事業が拡大し、デザイナー採用を強化する必要があったことが大きな背景にあります。その後、採用活動を開始したものの、社内にデザインチームがあることをこれまでオープンにしてこなかった影響から、求職者に対して仕事内容や働き方の実態が見えにくい状況が生まれてしまっていました。
結果的にミスマッチが起こりやすくなり、採用活動も難航するように。そこで、まずは外部に情報発信をする手段が必要だと考え、採用サイトの制作を検討しました。
もちろん、SNSやブログを使った広報活動も打ち手の1つです。しかし、当時はデザインチームのブランディング施策が動いていた時期でもありましたし、何より自チームを紹介する顔となるサイトがなければ何も始まらないという思いが強くありました。
── そこから、どのような経緯でStudioを導入したのでしょうか?
島津様:デザインチーム内には採用サイトを制作するだけのリソースがなかったため、普段からお世話になっているSTUDIO DETAILS社に相談をしました。
当社のデザインチームは設立からまだ2年ほどの若い組織だったことから、デザイン思考を導入するために活用するデザインガイドブックの作成や、デザイナーのスキルマップの構築など、組織づくりの文脈でコンサルティングをしてもらっていたんです。私たちからは、モビリティファイナンスの世界観を表現したデザインや、自チームでのサイト運用の内製化、短期間での制作スケジュールについて相談しました。その中で提案されたのがStudioを導入したサイトデザインでした。
── 導入にあたり、一番の決め手は何でしたか?
島津様:ポイントとなる要因は複数ありましたが、決め手はノーコードでサイト制作ができることや高いクオリティのデザインを実装できたことでした。
他には、CMSを使うことでエンジニアでなくても更新作業が負担なくスピーディーにできることや、自社のセキュリティ要件を満たすシステムを備えていたことがポイントでした。また、トヨタファイナンシャルサービスの事例をはじめ、当社と同じ金融業界の企業がStudioを活用していることを「導入事例インタビュー」の記事で知れたことも安心材料の1つでした。
── 完成した採用サイトを見て、どんな感想を持ちましたか?
島津様:非常に素晴らしいクオリティで驚きました。STUDIO DETAILS社から提案されたデザインを見てクオリティの高さに満たされた気持ちでしたが、その後アニメーションを入れたデザインも見せてもらったときは感動しましたね。「金融×モビリティサービス」の世界観を表現することが今回のサイトでもっとも重要な点でしたが、そこが見事に表現されていたと思います。
── その後、実際にStudioを利用してみた感想はいかがですか?
島津様:事前に知らされていた通り、UIがわかりやすく直感的な操作ができると感じました。私は前任の担当者から引き継ぐ形で運用を任されたのですが、コンテンツの編集方法はたった一度の説明だけで十分に理解できました。
これは大きなメリットで、説明が容易であることは仕事の属人化解消になりますし、自チームのリソースには限りがあるため、サイトの修正コストに加え、コミュニケーションコストも少ない点はとても魅力的に感じられました。
── Studioの操作で便利だった機能、よく使っている機能はありますか?
島津様:3つほど便利に感じている機能があります。まず1つ目がコンテンツ編集モードです。エディタでの編集操作時に有効にできるモードで、有効にすると選択したボックスのコンテンツ(テキスト・画像・アイコン)のみが編集できる状態になります。誤操作によるレイアウト崩れを心配していたので、この機能にはとても助けられています。
2つ目がライブプレビューの機能です。ブラウザでサイトのプレビューが見られる機能で、生成したリンクから誰でも閲覧が可能になります。外部に公開する前に社内からフィードバックをもらうのに活用しました。今後も同様の機会は多いはずなので、これからも積極的に使いたいと思います。
3つ目がアナリティクスです。サイトのPV数などをStudio上で確認できるため、採用媒体を変えた場合の数値比較などが手軽にできる点が便利だと感じています。
── Studioの導入で得られた成果を教えてください。
島津様:サイトの更新作業などの効率化ができたことで、属人化することなく運用体制を構築できました。そして何よりも、上司やチームメンバーからの反響を得られたことが大きかったです。改めてサイトという形で「金融×モビリティサービス」の世界観とデザインチームとして大事にしたいことが明示できたと思います。 サイトがあることで求職者の理解を促し、会話のきっかけも作れるようになったと感じています。
── 数字面での変化はどうでしょうか?
島津様:STUDIO DETAILS社が当社のサイトを制作事例としてSNSに投稿し、そのポストが41万インプレッションを獲得しました。これは業界の内外に当社のデザインチームを広く届けるという意味で大きな効果があったと思います。
また、感覚として運用面でのコストが6分の1程度になったと感じます。旧サイトがあったわけではないので正確な比較ではありませんが、これまでの経験からそれぐらいの体感があります。仮にコンテンツの部分的な修正があったとして、そこでやるべき工程、関わる人の数、実際にかかる工数などを考えると決して大げさな数字ではないと思っています。
── 今後、Studioを活用して取り組みたいことはありますか?
島津様:採用サイトのアップデートですね。CMSを使って、社員インタビューやプロジェクト事例、チームのナレッジなどを公開してデザインチームの露出を増やし、認知度をさらに高めたいと思っています。
また、採用候補者に対しては、面接の場で「記事を起点としたコミュニケーション」ができるようになればと考えています。今後はユニークな取り組みにも挑戦したいと思っているので、そういったプロジェクトの舞台裏などを公開するのも面白いですね。
── 最後に、どのような企業にStudioがおすすめできるか教えていただけますか?
島津様:私たちと同じく、サイト制作は外部のデザインファームや制作会社に依頼しつつも、運営は自分たちでやりたい企業にStudioをおすすめしたいです。サイト運営を属人化させずに内製化したい、コストを抑えながら成果も出したいと考えているなら、なおさらです。
成果の定義は会社によって異なりますが、Studioであれば自由度の高いデザインを実現できることはもちろん、運用に関しても便利な機能が多数用意されています。リソースに余裕はないけれど、クオリティの妥協もしたくない。そんな課題に直面している企業であれば、ぜひStudioを検討してみてください。
── 今後もより使いやすいツールとなるように、改善を進めて参ります。貴重なお話をありがとうございました!
※掲載内容は取材当時のものです。
業種
金融・保険
従業員数
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利用用途
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