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効果
・サイト制作のリードタイムを当初想定の半分に短縮、1ヶ月で公開へ
・内製化によりコスト削減や、柔軟なメンテナンスを可能に
日本テレビ放送網株式会社は、2025年3月に地上波テレビCMの発注からレポートまでをオンラインで完結できるサービス『スグリー』をリリースしました。
デジタル広告と同様のインプレッション取引を導入した点が特徴で、広告主は少額からのテレビCM出稿や、放送直前までのクリエイティブ変更、最短放送15分後のレポーティングなどが可能になります。
『スグリー』は同社の新規事業として開発されたことから、プロダクト開発だけでなくサービスサイトの構築・運用にもスピード感と柔軟性が求められました。そこで導入されたのがStudioです。
今回はプロジェクト推進に携わった日本テレビ放送網株式会社 DX推進局の山浦様とアドリーチマックス部の柳田様に、Studio導入のきっかけや決め手、実感している効果などをお聞きしました。
アドリーチマックス部
柳田 様
DX推進局 開発PM
山浦 様
── Studio導入前の課題について教えてください。
山浦様:当社は放送会社という背景もあり、Webエンジニアが多く在籍しているわけではありません。サービスサイトの設計や開発、保守・運用に要するエンジニアのリソースに余裕はなく、スムーズな運用が難しいと感じていました。
また、新規事業であるため予算も潤沢ではありませんでした。自社でサーバーを用意するとランニングコストがかかりますし、オープンソース型CMSを使ったとしてもセキュリティの脆弱性が懸念されます。
柳田様:事業を推進するビジネスサイドとしては、リードタイムが短い中でのサイト構築、タイムリーな情報のアップデートが課題でした。プロダクト開発の状況が刻々と変わる中、私たちは並行して広告主や広告会社の方に対しても新サービスの説明をする必要がありました。
新規事業の立ち上げではスピード感が欠かせません。そのため、外部に委託するのではなくプロジェクトチーム内でサイトを内製し、必要に応じて柔軟に自分たちの手で更新する体制が望ましいと考えていました。
── Studio導入の決め手は何だったのでしょうか?
山浦様:私は以前、映像編集のAI自動モザイクソフトウェアである「BlurOn」のサービスサイト構築に携わったことがありました。そのとき、当時SNS上で評判の良かったStudioを使い、デザインエディタなどのUIが洗練されている点やGoogle Analytics、HubSpotなどのAppsと連携できる点に使いやすさを感じていました。
初期構築にかかる費用が圧倒的に少なく、ランニングコストの面からもメリットが大きい。非エンジニアでも容易に運用できる点やセキュリティに対する取り組みなども万全を期していることから、スグリーのサービスサイトはStudioで制作することに決めました。
── 実際にStudioを利用した感想をお聞かせください。
山浦様:これまではHTML/CSSを手打ちしてサイトを作ることが多かったので、ドラッグ&ドロップで制作できるのはノーコードの大きな魅力だと感じました。
柳田様:CMS機能が非常に便利です。お客様からのお問い合わせ状況など必要に応じて、「よくある質問」ページの項目をエンジニアに頼ることなく数分でメンテナンスできます。イベント案内などの「お知らせ」を掲載する機会も多いので、誰でも簡単に操作できるUIにとても助けられています。
柳田様:今回のプロジェクトは新規事業のため、サービスを作りながらイベントなどでPRを行っていきました。その受け口となるサービスサイトを迅速に制作することができ、滞りなくマーケティング活動を行うことができたのはStudioを導入した影響が大きいです。
また、スグリーは従来の地上波テレビCMとは異なる発注方法のため、広告主や広告会社の方に対して営業のメンバーが利用方法を説明する機会も多くありました。そこで説明資料と併せてサービスサイトを共有することで、最新情報のアップデートにも役立ちました。
── 制作にあたって、こだわった点があれば教えてください。
柳田様:サイトの情報設計は考慮しました。スグリーは、これまで地上波テレビCMを打ったことのない広告主・広告会社の方にも利用いただきたいサービスです。新規顧客と既存顧客、どちらかに偏ったメッセージにならないよう、トップページではバランスを意識し詳細は他ページで説明する構成にしました。
部内でもプレビュー画面を共有しながら、より伝わりやすいサービス説明になるよう修正を適宜実施してきましたが、それができたのもノーコードという使い勝手の良さがあったからだと思います。少しのテキストを追加・修正するために都度エンジニアに依頼するのは非効率なので、ビジネスサイドでも運用できる状態にすることでスピーディーな改善ができました。
── Studioの導入で実感している成果などはありますか?
山浦様:インフラコストはかなり抑えられました。自社でサーバーを用意して管理する必要もありませんし、エンジニアの人件費も最小限で運用が可能です。コードを直接書く場合に比べて工数も削減できたので、以前の半分ほどのコストでサービスサイトを完成させることができました。最終的に、構想段階からサイト公開までにかかった日数は1ヶ月ほどです。
もう1つ、導入の大きな成果としては、新卒メンバーの育成に貢献した点が挙げられます。直感的に使えるUIなので、OJTを通じて操作をスムーズに覚えられました。オンボーディングという視点からもStudioの活用はメリットがあったと考えています。
柳田様:サービスのプレオープン、セールス開始、放送および運用開始など新たなフェーズを迎える度に、それに合わせてサービスサイトも更新していく必要があります。事前に準備していれば適宜必要なタイミングでワンクリックで更新作業ができるのでスムーズです。今後もサービスのエンハンスに合わせてタイムリーにサービスサイトを更新できる体制を作れたことも良かったです。
── 最後になりますが、Studioはどんな企業・団体におすすめでしょうか?
山浦様:今回の私たちのケースのように、エンジニアのリソースを十分に確保できない企業にはぜひおすすめしたいです。サイトリリースまでの期間に余裕がない場合にも、Studioであればノーコードで素早く、デザイン性の高いLPやサービスサイトを立ち上げられます。
サイト運営におけるプロジェクトメンバーの権限も細かく設定できますので、ガバナンス強化が必要な際にもStudioの活用は有効だと思います。
日本製の上、公式ガイドも充実しているので操作にはすぐ慣れると思います。どうしても困ったことがあった際にはStudioユーザーが参加しているオンラインコミュニティ「Studio Community Japan」で質問や情報交換もできます。まだ利用していない方はぜひ参加してみてください。
── 今後もStudioをご活用いただき、ますますの成功を収めることを願っております。貴重なお話をありがとうございました!
※ 掲載内容は取材当時のものです。
業種
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