Studioで制作したWebサイトによって初期稼働の重要指標が3.5倍も向上。Studioの導入で得られるメリットとは 

業種

金融・保険

従業員数
  • 101〜1,000名
  • 利用用途
    • オウンドメディア

    Webサイトを見る

    課題

  • ・新規の口座開設者向けのコンテンツが少なく、サービスの使い方がわかりづらい状態だった
    ・コンテンツ作成を行う場合、コーディング実装の制作リソースに限りがあり対応に時間がかかることが多かった
  • 解決策
  • ・社内のコーディングスタッフに依存せず、Webサイトの制作からコンテンツ更新までをデザイナーだけで完結できるノーコードツールの導入を検討
    ・UIが日本語であり、記事内にもカスタムコードを挿入できるStudioを導入
  • 効果

    ・Webサイトの制作からコンテンツ更新までのプロセスをノーコードで内製化できた
    ・デザイン制作から公開までのサイト制作期間全体を3分の2に短縮できた(3ヶ月→2ヶ月)
    ・新規口座開設者向けのコンテンツを月に4本のペースで公開できるようになった
    ・Studioで制作したコンテンツの閲覧ユーザにおけるデビットカードのプロビジョニング*設定率が約3.5倍になった

    *プロビジョニング・・・デビットカードをApple Pay または Google Pay に登録すること

    住信SBIネット銀行株式会社は、2007年に開業したインターネット専業の銀行で、2023年3月に国内ネット銀行で初めて東証スタンダード市場に上場いたしました。従来の銀行と異なり店舗を持たず、最先端のテクノロジーを駆使し、高度なセキュリティのもと、利便性の高いサービスをお客さまにご提供している点が特徴です。口座数も700万口座、預金残高は9兆円を突破し、多くのお客さまにご利用いただいております。近年では顧客基盤を持つ事業会社様に当社の持つ銀行機能をフルラインナップで提供するBaaS(Banking as a Service)事業「NEOBANK®」*サービスの提供や、データ事業・カーボンクレジット事業などの非金融事業も展開するなど、さまざまな事業を推進しています。
    *「NEOBANK®」は住信SBIネット銀行の登録商標です(登録商標第5953666号)。
    今回はUXデザイン部に所属するデザイナーの高木様と田村様に、Studioを導入したきっかけや導入後の効果などについてお話を伺いました。

    UXデザイン部
    デザイナー

    高木様

    UXデザイン部
    デザイナー

    田村様

    Studioの導入によって、自分たちのチームだけでWebサイトの制作・更新が可能に

    –Studio導入前にどのような課題を感じていましたか?

    高木様:ひとつは、社内のリソースが限られていたことで、例えばご案内や利用説明などのコンテンツの作成・更新が滞っていたことです。社内ではコーディングスタッフに依頼する案件の順番待ちが発生してしまっていました。外部に委託する場合もやり取りやレビューに時間がかかるため、いずれにしてもページの作成には時間がかかっていました。そのため、もっとスピーディーに更新できる体制が必要だと感じるようになりました。

    もうひとつは、新規の口座開設者向けのコンテンツが少なく、サービスの使い方がわかりづらい状態だったことです。サービスサイトはありましたが、専門用語が多く、内容が理解しにくいという問題がありました。

    –なぜ、Studioの導入を決めたのでしょうか?

    高木様:まずは、ノーコードでWebサイトを制作できる点です。これによってコーディングスタッフの繁忙状況に左右されず、Webサイトのデザインから実装、公開、コンテンツ更新のすべてをデザイナーだけで完結できると考えました。

    また、今回の新しいWebサイトは若手メンバー主導で制作したいと思っていたところ、中心メンバーの田村がStudioを使ったことがあるということだったので、話を聞いてみました。そこで、StudioはWebサイト実装を比較的簡単にできると教えてもらったので、Studioなら若手メンバーを中心にサイト制作ができると判断し、導入を決定しました。

    実際にこのサイト制作プロジェクトは若手メンバー4名が中心となっています。デザインは私ともう1名、Studio実装は田村で担当し、記事制作はプロジェクトメンバー全員で分担して行い、公開まで進行しました。

    –Studioを導入する際に、大切にしていたポイントはありますか?

    田村様:UIが日本語メインであることです。ノーコードWeb制作ツールは海外製で操作感も独特なものが多いです。しかし、Web制作のリテラシーが高くないメンバーで記事の更新を行う上で、使いやすいCMSと違和感のない日本語UIであることは重要なポイントです。

    加えて、記事内にカスタムコードを挿入できるかどうかという点も重要でした。ノーコードのWeb制作ツールにおいて、カスタムコードを入れられる箇所に制約があるケースも少なくありません。しかし、Studioのカスタムコード機能は今回の要件を満たしていたため、導入を決めました。

    工数の削減や制作スピードの向上、事業KPIの向上など、いくつもの成果を得られた

    –実際にStudioを利用してみた感想をお聞かせください。

    田村様:当時、僕はまだ内定者アルバイトでプロジェクトに参加していたので、週に1〜2日という時間の制限があったのですが、それでも合計1週間程度で実装できたので助かりました。

    高木様:複数人で同時に作業する際、誰がどの記事を編集しているかが一目でわかるため、作業の効率が良くなりました。また、記事の流し込み作業も非常にスムーズで、操作にストレスを感じることなく簡単に行えるのが大きなメリットだと感じました。

    CMSのダッシュボード画面

    –Studioのどのような機能をよく活用していますか?お気に入りの機能があれば教えてください。

    田村様: 「つかいかたガイド」と言う特性上、記事内に共通コンポーネントを含ませたいことが多々ありました。その際にStudio上で埋め込み用ページを作成し、記事内のカスタムコードにiframeで埋め込むことで高さの自動調整まで行うことができるのが非常に便利です。

    カスタムコード

    田村様:そのほか、記事コンテンツを含めたライブプレビュー機能も非常に便利だと感じています。記事のコンテンツを更新するとき、その内容がどのように表示されるかを即座に確認できます。例えば、記事のタイトルが長すぎる場合などすぐにテキストの長さを調整でき、助かっています。

    高木様:私もライブプレビュー機能をよく活用しています。記事の制作後に社内で内容を確認する際、実際の投稿イメージを見ながらレビューできるため、スムーズに作業を進められます。

    ライブプレビュー

    –Studio導入後の変化や反響はいかがですか?

    高木様:Studioの導入により、コーディングスタッフに負担をかけずに、自分たちでWebサイトの制作からコンテンツ更新までを完結できるようになりました。結果的に制作スピードも上がったので良かったです。

    また、他の部署から「こんな記事も公開してほしい」といった依頼をもらうケースも増え、そういった依頼にもデザイナーだけで対応できるようになりました。

    –導入した成果を感じるポイントや、実際に得られた成果を教えてください。

    高木様:以前はページの作成や更新が停滞していましたが、Studioを導入してからは月に4本のペースで安定して記事を公開できるようになりました。

    また、これまでデザインの依頼から公開まで約3ヶ月かかっていましたが、Studioを活用して内製化することにより、約2ヶ月で完了できるようになりました。

    さらに、Studioで制作したWebサイトの効果も顕著です。このサイトを閲覧したユーザーと閲覧しなかったユーザーを比較したところ、サイトを閲覧したユーザーにおけるデビットカードのプロビジョニング設定率が、閲覧していないユーザーに比べて約3.5倍になりました。これはサイトがあることで、ユーザーに対して明確な効果をもたらしていることを示しています。

    Web制作のスピード感や、コミュニケーションコストの削減に満足を感じている

    –Studioを利用してみての満足度を教えてください。

    田村様:執筆途中のCMSコンテンツを含めた、本番デザインをリアルタイムに確認しながらコンテンツ制作と実装を行える体験は、非常に良いものでした。記事更新者にも実装者にも優しいサイト構築ゆえに、素早いリリースと改善を行うことができています。

    高木様:追加で実装してほしいことを田村に気軽に相談して、それがすぐに実装されるというのが、これまでの社内制作フローにはなかった体験です。コミュニケーションコストが以前より少なくなったと感じており、そういった点にも満足しています。

    –Studioはどのような会社やプロジェクトにおすすめでしょうか?

    高木様:リソースが限られている会社や、エンジニアが不足しているような会社に適しています。そのほか、静的なコンテンツを定期的に配信したい企業にもおすすめです。

    –今後Studioを活用して取り組んでいきたいことは何ですか?

    高木様:コーポレートサイトの一部をStudioに切り替えることを検討しています。コーポレートサイトも更新頻度は高いため、広報担当者などが直接コンテンツを更新できるようになれば、業務効率化につながります。

    また、ユーザーインタビューなどのライトなコンテンツを簡単に公開できるようにして、情報発信も強化していきたいと考えています。

    –今後も新たなコンテンツの制作や情報発信にStudioをご活用いただけるよう、改善を進めて参ります。貴重なお話をありがとうございました!

    ※掲載内容は取材当時のものです。

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    最大

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