情報セキュリティ対策が最大の決め手に。サイトの運用効率を高めるStudioの活用で時間短縮にも貢献 

業種

公共・教育・医療

従業員数
  • 1,001名〜
  • 利用用途
    • コーポレートサイト

    Webサイトを見る

    課題

  • ・予算や工数の関係でサイト制作に2年ほど着手できずにいた
    ・新組織の立ち上げにより、本格的な情報発信の強化が必要になった
  • 解決策
  • ・ノーコードで運用が可能なStudioを導入
    ・エンタープライズプランに加入し、大学が定める情報セキュリティ基準(ISMS認証)を達成
  • 効果

    ・更新体制を内製化しつつも、工数の負担も少なくサイト運用が可能に
    ・セキュリティ面で安全性の高いコーポレートサイトを制作できた

    医療・創薬イノベーション教育開発機構は、東京科学大学(Science Tokyo)※の誕生と併せて設置されました。主に医療・創薬・ライフサイエンス領域の学部生・⼤学院⽣、若手研究人材を対象とした⼈材育成活動、医療専⾨職や企業⼈材等を対象とした社会人リカレント教育に取り組んでいます。

    今回、同機構は情報発信のため新たなWebサイト制作に取り組んでおり、Studioを導入しました。Studio導入に至るまでの経緯や使用した感想、今後の展望について、同機構長の竹内 勝之様、特任講師の飯田 頼嗣様、特任助教の牧野 美咲様にお話を伺いました。

    ※2024年10月1日に東京医科歯科大学と東京工業大学が統合し、東京科学大学(Science Tokyo)となりました。

    東京科学大学
    医療・創薬イノベーション教育開発機構
    教授

    竹内 勝之様

    東京科学大学
    医療・創薬イノベーション教育開発機構
    特任講師

    飯田 頼嗣様

    東京科学大学
    医療・創薬イノベーション教育開発機構
    特任助教

    牧野 美咲様

    ノーコードツールでサイト運用を効率化。ISMS認証の情報セキュリティ体制も決め手に

    ── Studio導入前の課題について教えてください。

    竹内様:2024年10月に医療・創薬イノベーション教育開発機構が設置され、新しい組織で本格的な活動が始まりました。最新のデジタルテクノロジーやAIなどを研究活動や医療に応用することを目指して、人材育成活動に取り組んでおります。これらの活動を学内外に発信することもまた重要なミッションとなっています。

    しかしながら、主たる業務である人材育成プログラムの運営で多忙なため、Webサイトの制作や運営にかける時間を十分に確保することが課題となっておりました。

    牧野様:制作会社を探してやりとりをするにも時間がかかりますし、サイトの完成後もサーバー等のメンテナンスのことを考えると、なかなか新しいシステムの導入に一歩を踏み出すことができない。そういった状況が続いていました。

    飯田様:私たちが提供する人材育成プログラムは2024年現在で4件あり、期間をずらして開講するため、募集案内のページも随時更新する必要があります。そのたびに制作会社へ依頼するのも時間がかかりますし、保守契約を結ぶことになればコストも常時かかります。チケット単位で業務を頼む方法もありますが、それでは保守管理が後回しになりかねません。

    解決策として、海外のウェブサイト作成ツールを試しに使ってみたり、オープンソースのCMSを検討したりもしましたが、デザイン性や脆弱性の面からコーポレートサイトとして運用するには懸念がありました。

    ── Studioを導入するにあたって、決め手は何だったのでしょうか?

    牧野様:大きく2つの軸がありまして、1つ目が効率的なサイト運用ができる点です。Studioのバージョン管理やライブラリ更新などの手間が不要で、サイトのコンテンツ作りに100%集中できる点が魅力的でした。

    2つ目がセキュリティ面の安全性です。データレベル、アプリケーションレベル、インフラ・ネットワークレベルのすべてが堅牢であり、ISMS認証も取得(ISO/IEC 27001:2022)されている。これにより、大学が定めるセキュリティ要件も満たすことができました。

    私は現在セキュリティエンジニアもしており、サイバー攻撃の被害を受けたサイトを数多く見てきた経験があります。だからこそ、信頼性の高いサービスかどうかは見極めるようにしていて、その点においてStudioは安心できるなと思いました。

    ── そのほか、導入時に大切にしていたポイントはありましたか?

    牧野様:複数人でサイト運用を行うため、共同作業のしやすさは重要なポイントでした。フルスクラッチでサイトを作るとなれば、ソフトウェア開発のプラットフォームなどを別途用意する必要があります。それがStudioの場合はメンバーを招待するだけで、リアルタイムでの共同編集が可能です。

    CMS機能も充実しているので、新着ニュースなどのコンテンツもメンバーそれぞれが記事を書いて公開ができることも大きなメリットだと感じました。

    プロジェクトへのメンバー招待と管理 | Studio Help

    保守運用の負担もなく、時間的コストの削減にも繋がった

    ── 実際にStudioを利用してみた感想をお聞かせください。

    牧野様:直感的ですごく使いやすかったです。HTMLのコードをイメージしながら、マウス操作を中心にサイトが作れるのはとても便利でした。

    飯田様:自由度が高く、オリジナル性の高いサイトが作れるのも良い点です。ノーコードツールはできることが少ないと思っていたので、イメージ通りのデザインを実装できることには驚きました。また、デザインエディタはレイヤー構造が視覚的に整理しやすいため、使い勝手の良さも感じています。

    私は元エンジニアでもあるので、それぞれの要素(ボックス)が、HTML構造上どう管理されているのか確認できるほうが助かる部分も多いんですね。おかげさまで効率的なサイト運用ができています。

    ── よく使っていた機能があれば、ぜひ教えていただきたいです。

    牧野様:画像の差し替えが便利でとても助かりました。当機構の前身のサイト自体は2024年5月にオープンさせたのですが、同年10月に大学名が東京医科歯科大学から東京科学大学に変更した関係で、ロゴマークやテキストの変更が必要になりました。そのとき、制作会社へ依頼することなく自分たちだけで対応できたので、改めてノーコードツールの便利さを実感できました。

    画像ボックスの編集

    ── 制作にあたって、どのような点にこだわりましたか?

    牧野様:トップページに設置した「新着ニュース」のセクションは、エンタープライズプランで利用できる専任サポートの方に相談(※)をしてCMSとつなげています。当初はデザインエディタに直接書いていたのですが、動的リストの作成によってCMSデータとの紐づけが可能になりました。

    ── Studioの導入で実感している成果などはありますか?

    牧野様:サイトを作る以前も、プレスリリースなどを公開する場が必要だったのでレンタルサーバーを契約していたんですね。それが今はサーバー運用の手間すらも省けて、すべてStudio上にPDFをアップロードするだけで済んでいます。

    飯田様:サイトを新設したにもかかわらず、負担がほとんど感じられないことは、我々にとって大きなメリットです。以前は制作会社とのコミュニケーションに十分な時間を確保できないことや、サイト公開後のメンテナンスが煩雑になることに課題感があったので、それらを解消できたこと自体が成果だと感じています。

    牧野様:一部の人材育成プログラムの案内ページだけは海外のWebサイト作成ツールで運用している状態でしたが、それらも今はすべてStudioに移行中です。コストもより削減されると思いますし、コンテンツの追加もスムーズになる見込みです。

    さらなるコンテンツ強化で、医療や研究の発展に貢献

    ── 今後、Studioを活用して取り組みたいことを教えてください。

    牧野様:まずはサイトを完成させることを目標にしてきたので、これからコンテンツの拡充を含めて、情報発信の工夫をしていければと思っています。

    現時点では、新着ニュースの部分が1行の文章だけでお知らせしている状態なので、リンク先のページを用意して多くの情報を発信していくことを考えています。教員紹介のページなども現在は写真がなく、詳細なコンテンツも用意できていません。まさにこれからですね。

    また、Studio Storeで提供されているデザインテンプレートを活用したサイト制作にも挑戦していきたいです。洗練されたサイトにアップデートすることで、当機構のブランディングにも貢献できればと考えています。

    竹内様:これまでは時間やコストの面が課題となりサイト制作に注力することが難しかったのですが、Studioの導入により情報発信の土台を作ることができました。

    ヘルスケア領域の研究や産業のさらなる発展に向けて、当機構の活動をより多くの皆さまにお届けする必要があります。今後はよりタイムリーな情報を発信することにも注力したいと思っております。

    ── 最後になりますが、Studioはどんな企業・団体におすすめでしょうか?

    牧野様:私たちのように、自部門の独立した紹介サイトを作りたいと考えている法人やプロジェクトにぜひおすすめしたいです。特に、情報セキュリティ対策が重要な大学や大企業には、Studioの導入を推奨します。

    日本製のため、操作をしていて困ったときに日本語で相談もできることは、Studioを使う上で想像以上に大きなメリットに感じられるはずです。

    ── 今後もぜひStudioを活用していただき、さまざまなプロジェクトの成功につながることを願っております。貴重なお話をありがとうございました!

    ※ 掲載内容は取材当時のものです。

    ※企業様向けのエンタープライズプランでは、専任のSlackチャネルやオンラインMTGにてサポートを行なっています。

    詳しくはこちら:エンタープライズ向けノーコードWeb制作用プラン | Studio

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    様々な規模・業種でご利用いただいています。

    利用者数

    600,000

    人以上

    公開中のWebサイト数

    100,000

    件以上

    利用サイトの月間PV

    最大

    500

    PV規模

    • サントリーグローバルイノベーションセンター
    • カルチュア・コンビニエンス・クラブ
    • オイシックス・ラ・大地
    • SOMPOホールディングス
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