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ホームページ (Webサイト)をスマホ対応にする方法|注意点とおすすめツールを紹介

鈴木 智華

2024.03.12

Updated:2024.12.24

ホームページにおける「スマホ対応」とは、スマートフォンでWebページを開いたときにユーザーが閲覧しやすいサイトを作ること。

スマホの利用者が増え、モバイル上のユーザビリティがWebサイトの評価に直結するようになった今、ホームページをスマホに最適化させる取り組みは必須です。

本記事ではこれから自社ホームページをスマホ対応させたい方へ向けて、効率的な方法と注意点を解説します。

今すぐ自社ホームページのスマホ対応を行うためにおすすめの制作会社を紹介してほしい方は、Studioコンサルタントにご相談ください相談料や紹介手数料などは一切かかりません。

ホームページのスマホ対応が求められる理由

スマホ対応しているサイトは「モバイルフレンドリー」とも呼ばれます。タブレットも含めたモバイルデバイスで快適に利用できるような工夫が施されている点が特徴です。

ここではホームページのスマホ対応が求められる理由を解説します。

閲覧デバイスの多様化のため

2010年代以降、スマホの急速な普及により、サイト訪問者の多くがモバイルデバイスでWebにアクセスするようになりました。

総務省の「令和4年版 情報通信白書」によると、2017年にスマートフォンの保有率がパソコンを上回り、2021年には88.6%の人がスマホを持っています。

多くの人がスマホでインターネットを閲覧する現代では、サイト訪問者にストレスなくホームページを閲覧してもらうためにもスマホ対応が欠かせません。

ホームページ (Webサイト)の成果を上げるため

スマホでの検索が増えたことを背景に、Googleは2018年からWebサイトの評価方針として「モバイルファーストインデックス(MFI)」という考え方を採用しています。

モバイルファーストインデックスとは、GoogleがWebサイトを検索順位を決める際に、従来のパソコン版のWebページではなくモバイル版のWebページを評価すること。

これによりスマホ対応していないホームページは検索順位が下がり、PV数やCV数(コンバージョン:お問い合わせ数や購入数など)にも影響が出てしまう可能性があります。

このように、SEO対策の観点からもホームページのスマホ対応が求められています。

UX向上のため

UX(User Experience)は、ユーザーがサービスやホームページの閲覧を通じて得られる体験のこと。

スマホ対応していないホームページは視認性や操作性が悪く、UXの面でも決して良いとは言えません。ユーザーの離脱を防ぐためにも、スマホ対応によってUX向上させる必要があります。

また、Googleは2021年からWebサイトを評価する際に、ユーザビリティを重視するようになりました。「コアウェブバイタル(Core Web Vitals)」と呼ばれる新たな評価指標では、以下の3点を評価項目に加えています。

  • 読み込み時間

  • インタラクティブ性(Webページの応答時間の速さ)

  • コンテンツのレイアウトが安定しているか

スマホ対応のホームページはレスポンシブデザインを採用する

ホームページをスマホ対応させるには、主に2つの方法があります。

  • レスポンシブデザイン:閲覧デバイスの画面サイズに応じて変動的にスタイル(見た目)を変える方法。一般的に単一のソースコードで管理される。

  • アダプティブデザイン:閲覧デバイスごとに固定のスタイル(見た目)を切り替えて表示する方法。デバイスごとに複数ソースコードで管理されることが多い。

管理コストの手間を考えると、レスポンシブデザインを採用するのがおすすめです。単一のソースコードで管理する場合、以下のようなメリットがあります。

  • 1つのURLであらゆるデバイスに対応できる

  • 情報の更新が一つのソースコードで済むため、編集や管理の手間が少ない

  • Googleなどの検索エンジンが正規のページを適切に把握できる

スマホ対応のホームページの注意点

ここではホームページをスマホ対応させる際に注意すべきポイントとして、以下の3点を解説します。

  • デザインの最適化

  • ページ表示速度の最小化

  • 各デバイスの表示チェック

これらの注意点を考慮しないと、せっかくスマホ対応をしたにもかかわらずサイト訪問者の利便性やWebサイトの品質が悪化し、望ましくない評価を受けるリスクもあります。

どの項目もWeb制作初心者の方が見逃しがちなポイントなので、一つずつチェックしながらスマホ対応のホームページを制作しましょう。

デザインの最適化

スマートフォンの画面サイズは限られているため、デスクトップ版のホームページと全く同じデザインではサイト訪問者の利便性が失われます。

場合によってはサイト訪問者は必要な情報を見つけられず、サイトを離脱してしまうこともあります。

スマホ対応を行う際はページ内の要素は最小限のサイズにして、直感的に閲覧できるデザインにするのが重要です。

例えば、画面の右上にハンバーガーメニュー(三本線のアイコンで表されるナビゲーションメニュー)を設置するとヘッダーがシンプルになるため、本当に伝えたい情報をより大きなサイズで表示できます。

サイト訪問者のスマホ上の閲覧・行動パターンを考慮して、情報をコンパクトにまとめるデザインを心がけましょう。

ページ表示速度の最小化

ページの読み込み速度が遅いとサイト訪問者のストレスに繋がり、サイトの離脱率を高めてしまいます。

またCore Web Vitalsでページ表示速度が評価項目になっているように、ページスピードはSEOにも大きな影響を与えます。画像サイズの圧縮を行い、ブラウザが処理する必要があるデータ量を減らすための技術的対策をしましょう。

Googleが公式で公開しているページ速度の分析ツール「PageSpeed Insights」を活用し、ページのパフォーマンス改善をするのがおすすめです。

各デバイスの表示チェック

スマホ対応を行なった後は、パソコン・スマホ・タブレットなど、様々なデバイスでホームページが正しく表示されるか確認しましょう。

デバイスによってレイアウトが崩れる、機能が正しく動作しないなどの不具合があると、サイト訪問者の不信感やWebサイトの評価下落につながります。

ホームページの問題を早期に発見するためにも、様々なデバイスを使って実際にホームページにアクセスして表示が問題ないかチェックしましょう。

各デバイスの表示チェックをする際に便利なのが、Webブラウザの開発者ツール(検証ツール)です。

Google Chromeでは「デベロッパーツール」と呼ばれています。開発者ツール上では表示されているWebページの画面サイズを様々なデバイスの幅に変更できるので、デザインを確認しながらホームページを実装すると良いでしょう。

自分でホームページのスマホ対応をするなら「Studio」

コーディングの知識がない方が自力でホームページのスマホ対応に取り組むのはハードルが高いもの。そこでおすすめなのが、ノーコードWeb制作プラットフォーム「Studio」です。

Studioを使えば、デザインやコーディングの知識がない方でも簡単にスタイリッシュなレスポンシブデザインのホームページを制作できます。

自分で手軽にスマホ対応のホームページを作りたい方はぜひ活用してみてください。

>関連記事:どんなデバイスでも美しく表示。崩れにくいレスポンシブを設定するコツ

初心者はWeb制作のプロに依頼すると安全

Studioではコードの記述なしでホームページをデザインできるツールですが、ホームページ制作にはデザイン以外にも準備すべき項目があります。

  • 掲載するコンテンツ内容の企画

  • ドメインの取得

  • デザインにおける素材の手配

Web制作初心者の方が0から制作するのはハードルが高いかもしれません。安全性や成果達成のためにも、はじめてホームページを制作する場合はプロに実装してもらいましょう。

ホームページの制作実績が豊富なエキスパートが在籍する「Studio Experts」では、初期のホームページ制作だけを外注し、サイト運用を自社で行うといった活用法も可能です。

ホームページのスマホ対応を依頼するなら「Studio Experts」

スマホが日常のものとなった現代において「ホームページのスマホ対応」は、もはや選択肢ではなく必須要件です。

ホームページの成果を最大化させるためにも、記事でお伝えしたポイントを参考にスマホ対応を実施してください。

ホームページ制作を制作会社に依頼する際は、Studioサイト制作・構築経験が豊富なエキスパートが在籍する「Studio Experts」から探すのがおすすめです。今回紹介したプロフェッショナルを含め、ご予算や納期、「実装だけお願いしたい」など様々なニーズに合ったエキスパートを探すことができます。

どの制作会社に依頼すればいいのか分からない場合は、Studioコンサルタントにご相談ください。

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