STUDIOStudio

ログイン / 新規登録 

ブランドサイトとは|目的と役割、デザイン参考事例を紹介

Mari

2024.08.22

Updated:2024.12.24

商品・サービスのブランディングを目的としたWebサイトをブランドサイトといいます。近年、企業のコーポレートサイトとは別に、主力商品・サービスのブランドサイトを制作するケースが増えてきています。

この記事では、ブランドサイトを制作・発注する際に知っておくべき基礎知識を解説します。STUDIOサイト制作・構築経験が豊富なエキスパートが在籍している「STUDIO Experts」によるブランドサイトの制作事例も紹介します。

ブランドサイトとは

ブランドサイトとは、企業が商品・サービスの情報を伝えるだけではなくブランドイメージを表現し、価値を伝えることを目的としたWebサイトです。独自の世界観やユーザーが得られる体験、付加価値などを視覚的に表現することで、競合他社との差別化を図ります。

ブランドサイトの目的・メリット

ブランドサイトには、以下のような目的・メリットがあります。

  • ブランドの認知度向上

  • ブランドイメージの強化

  • 顧客ロイヤリティの向上

  • 購買意欲の喚起

それぞれ詳しく解説します。

ブランドの認知度向上

トラフィックを増やす集客施策とブランドサイトを連携することで、ブランドの認知度を向上できます。

特定のニーズがあるにもかかわらず商品・サービスの購入に至っていないユーザーは、そのニーズに関連するキーワードをインターネットで検索する可能性があります。検索の結果、ブランドサイトが上位に表示されることで、商品・サービスの認知を獲得できるでしょう。

また、テレビCMや広告で商品・サービスの存在を知ったユーザーがブランドサイトを訪れる場合もあります。そのため、ブランドサイトはユーザーが商品・サービスについてより深く知るきっかけにもなります。

ブランドイメージの強化

ブランドサイトによって、ブランドイメージを強化できるというメリットもあります。

例えば、高級ブランドなら上品で洗練されたデザイン、若者向けのブランドなら活気溢れるデザインなど、ターゲットに合わせたデザインによってブランドイメージを確立できます。

ブランドの核となるブランドの世界観や価値観を伝えるために、ブランドストーリーやコンセプトを掲載するケースもあります。これはユーザーがブランドの価値をより深く理解し、思いに共感を生み出すことを目的としています。

そのほかにも機能性を重視するブランドの場合は、商品・サービスのスペックやユーザーの声などを掲載してブランドの信頼性や品質の高さをアピールするケースもあります。

ブランドサイトの目的やターゲットに応じて、適切な表現やコンテンツを取り入れることが重要です。

顧客ロイヤリティの向上

顧客ロイヤリティとは、ユーザーがブランドに対して感じる愛着や信頼を意味します。ブランドサイトを通じてユーザーとの繋がりを強化することで、顧客ロイヤリティの向上も期待できます。

具体的には、以下のような施策が効果的です。

  • パーソナライズされたコンテンツの提供:ブランドサイトの閲覧履歴や過去の購入履歴にもとづき、ユーザーの興味関心に最適化したコンテンツを提供します。

  • ロイヤリティプログラムの導入:ユーザーの購入金額に応じてポイントを付与し、特典や割引を提供します。会員限定イベントや先行販売の情報をブランドサイトで告知するのも効果的です。

  • エンゲージメントの促進:ブランドサイトからSNSをフォローしたりメルマガに登録できる導線を設計し、ユーザーと継続的な関係を構築します。

  • カスタマーサポートの充実:ユーザーの悩みを解決できるよう、ブランドサイトにFAQやチャットボットなどのツールを導入します。

一度にすべてを実施するのは難しいかもしれませんが、優先順位をつけて段階的に取り組むことで、顧客ロイヤリティの向上が期待できます。

購買意欲の喚起

ブランドサイトは商品・サービスの直接的な販売を目的としていませんが、ブランドイメージの強化や顧客ロイヤリティの向上によって顧客の購買意欲を喚起できるというメリットもあります。

なお、購買意欲の高いユーザーが実際に商品・サービスを購入できる導線を作っておくことも大切です。例えば、ブランドサイトにECサイトのリンクを貼っておけば、魅力を感じたユーザーが商品・サービスを購入してくれる可能性が高くなります。

コーポレートサイトとの違い

コーポレートサイトとは、企業全体の情報を発信する公式サイトのことです。顧客、取引先、株主、従業員など、あらゆる関係者を対象に制作されます。掲載するコンテンツも、企業理念、事業内容、採用情報、IR情報など様々です。

一方、ブランドサイトでは見込み顧客や既存顧客を対象に、特定の商品・サービスに関するコンテンツのみを掲載します。

このように、コーポレートサイトとブランドサイトはターゲットや掲載するコンテンツが異なります。ブランドサイトでは商品・サービスの世界観や価値観を最大限に表現できるよう、コーポレートサイトとは異なる独自ドメインを使ってブランドサイトを立ち上げるケースが多くなっています。

>コーポレートサイトについて詳しくはこちら:コーポレートサイトとは|目的と役割、基本構成について解説

サービスサイトとの違い

サービスサイトは、商品・サービスの機能や利用方法、料金プランなどのコンテンツを発信するWebサイトです。商品・サービスの内容を理解し、実際に利用開始してもらうことを目的としています。また、使い方ガイドやサポート情報も掲載し、ユーザーの疑問解消や利便性の向上を図ります。

一方ブランドサイトは、視覚的な表現や感情的な訴求によって商品・サービスの魅力を伝え、ブランドの世界観に共感してもらうことを目的としています。

このように、サービスサイトとブランドサイトは目的が異なるため、別々に制作するのが一般的です。ただし、商品・サービスの実用性とブランドの世界観が密接に関係している場合は、両者の要素を組み合わせたサイトを制作するケースもあります。

>サービスサイトについて詳しくはこちら:サービスサイトとは?コーポレートサイトとの違いや基本構成・デザイン事例を解説

ECサイトとの違い

ECサイトは、商品・サービスの販売を目的としたWebサイトです。ユーザーが商品を検索し、カートに追加して購入手続きを完了するための機能が実装されています。また、支払い方法、配送オプション、返品ポリシーなど、商品の購入に関連する詳細な情報も記載されています。

一方ブランドサイトは、商品・サービスの世界観や価値観を伝えることを目的としているため購入機能が備わっていないのが一般的ですが、近年ではECサイトにブランドサイトの要素を取り入れるケースも増えてきています。

ブランドサイトのデザイン参考事例

ここでは「STUDIO Experts」の手がけたブランドサイトの中から、Webデザインの参考となる事例を4つピックアップして紹介します。

ANATOMICA

▲ANATOMICA

パリに本店を構えるコンセプトショップ「ANATOMICA」のブランドサイトです。ブランディングやデザインコンサルティング、サービス開発支援などを手がける、ワヴデザイン株式会社が制作を担当。

まるで英字新聞のようなアンティークなデザインで、ピエール・フルニエ氏と寺本欣児氏のこだわりに溢れたコレクションが表現されています。ヴィンテージスタイルのイラストや、インパクトのあるホバーアニメーションにも注目です。

>ワヴデザイン株式会社が作ったSTUDIOのWebサイト制作実績一覧

ワヴデザイン株式会社について

会社所在地

東京都港区南青山1‐12‐3
京都府京都市上京区宮垣町91

公式サイト

https://wab.cc/

対応予算

目安:1ページのLPで20万円〜
※詳細は制作会社にお問い合わせください

納期目安

2ヶ月〜

Rocky Mountain Featherbed

▲Rocky Mountain Featherbed

1960年代後半にアメリカ・ワイオミング州のジャクソンホールで誕生したダウンウエアブランド「Rocky Mountain Featherbed」のブランドサイトです。こちらのサイトも、ワヴデザイン株式会社が制作を担当。

ネイティブアメリカンのレザーケープを参考にしたダウンベストが代表的なアイテムで、カウボーイを連想させるビジュアルが使用されています。「Story」「Product」「Maintenance」のページでは、日本語と英語が併記されているのも特徴です。

>ワヴデザイン株式会社が作ったSTUDIOのWebサイト制作実績一覧

ワヴデザイン株式会社について

会社所在地

東京都港区南青山1‐12‐3
京都府京都市上京区宮垣町91

公式サイト

https://wab.cc/

対応予算

目安:1ページのLPで20万円〜
※詳細は制作会社にお問い合わせください

納期目安

2ヶ月〜

Fest365

▲Fest365

埼玉県秩父市の老舗酒蔵が醸造・販売するクラフトビール「Fest365」のブランドサイトです。創立30年を超える総合広告制作エージェンシー、インプレッション株式会社が制作を担当。

立ち込める香りに胸が高鳴り、口に広がる余韻に心躍るような味わいであることから、お祭りを連想させる賑やかなデザインとなっています。打ち上げ花火のようなアニメーションも見どころです。

>インプレッション株式会社が作ったSTUDIOのWebサイト制作実績一覧

インプレッション株式会社について

会社所在地

東京都中央区銀座2-16-7 銀座2丁目松竹ビル ANNEX 2F

公式サイト

https://www.impression-net.co.jp/

対応予算

目安:1ページのLPで50万円〜
※詳細は制作会社にお問い合わせください

納期目安

1ヶ月〜

ORPHE

▲ORPHE

ランナー向けスマートシューズや、研究・PoC向け動作分析ソリューションを開発・提供している「ORPHE」のブランドサイトです。情報整理力を強みにフリーランスで活動する、Tomohiro Matsubaが制作を担当。

スタイリッシュで近未来的なデザインが、サイトを訪れる人に強い印象を与えています。大胆なビジュアルで商品の魅力を存分にアピールしたブランドサイトです。

>Tomohiro Matsubaが作ったSTUDIOのWebサイト制作実績一覧

Tomohiro Matsubaについて

公式サイト

https://tom-mat.info/

対応予算

目安:1ページのLPで30万円〜
※詳細は制作会社にお問い合わせください

納期目安

1週間〜

ブランドサイト制作をプロにお願いするなら「STUDIO Experts」

この記事では、ブランドサイトを制作・発注する際に知っておくべき基礎知識と「STUDIO Experts」による制作事例を紹介しました。ノーコードWeb制作プラットフォーム「STUDIO」なら、コーディング不要でWebサイトを制作できるため、公開までの費用と期間を大幅に短縮できます。

さらにSTUDIOでは、独自審査やカリキュラムを通過したプロフェッショナルのみを紹介する「STUDIO Experts」というプログラムを実施しています。業種や納期・予算に合わせて最適なパートナーを見つけることで、より効果的なホームページを制作できます。

どの制作会社に依頼すればいいのか分からない場合は、STUDIOコンサルタントにご相談ください

Share

rss_feed

RSSを取得

Share

さあ、今すぐStudioを始めよう。

無料ではじめる

STUDIO