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Studioで作成されたデザイン性の高いサイト最新事例|2025年6月版

Studio

2025.06.23

Updated:2025.06.23

5月にStudio ExpertsやStudio Showcaseで登録された事例の中から、編集部視点で厳選した5つのサイトをご紹介します。

これまでStudio Expertsの制作事例をご紹介してきた「Editor's Pick」。

本記事からはStudio Showcase掲載作品も選出対象に含め、その中でも構成・ビジュアル・メッセージ性に優れた5つの事例をピックアップしました。

OASIS株式会社

▲OASIS株式会社

「日常に、小さな癒しを。」そんなOASIS株式会社のコンセプトを、色・かたち・動きで丁寧に表現されて。 デザイン・イラスト・Studio実装を手がけたのは、Studio Expertsでもあるックドゥードゥードゥー

サイトを開いた瞬間、まず目を引くのはやさしいタッチで動くイラスト。キャラクターやモチーフがごく自然に、そしてなめらかに現れ、まるで小さな世界が静かに呼吸しているような印象を与えます。

なかでも、ふと目にとまるのがマウスカーソルに寄り添う“てんとう虫”。気づけばその小さな動きに目を奪われて、自然とスクロールの手を止めてサイトの世界へと導かれていました。

“癒し”というテーマを、説明しすぎず、でも確かに感じさせる。デザインの力で心の余白をつくり出す、やさしいWebサイトです。

「お問い合わせ」ページでは「さくっと質問」「まじめに相談」と2つの選択肢を用意することで、相談のハードルをさりげなく下げ、サイト訪問者にやさしい接点を用意しています。

株式会社ベンナーズ

▲株式会社ベンナーズ

水産業界のリーディングカンパニーを目指す株式会社ベンナーズのコーポレートサイト。

世界に向けてブランドの価値を発信していくための“はじまりの器”として、世界観の設計からWeb制作までを株式会社NASUが手がけました。

サイトを強く印象づけているのは、大胆に取り入れられたインフォグラフィック。トップページを中心に、情報を直感的に伝える視覚言語としてのデザインが全体をリードしています。

言語に依存せずに事業やビジョンを伝える設計は、まさにグローバル展開を見据えている同社ならでは。 インフォグラフィックにアニメーションを加えることで、ブランドとしての勢いやスケール感も自然に伝わってきます。

またイラストやアイコンの使い方、余白の取り方、動きの緩急など、企業のまじめな顔と、開かれた姿勢の両方を感じられる“温度感”のコントロールも秀逸。

企業サイトとしての説得力、ブランドメッセージとしての表現力。「しっかりしているけれど、近づきやすい」 そんな印象を、デザインと言葉の力で自然に伝えるサイト構成になっています。

文化の台所

▲文化の台所

まるでページをめくるように読み進めたくなる、長野県小諸市にオープンする施設「文化の台所」Webサイト。

空間に込める想いをWebでどのように表現するか、丁寧に向き合った構想が印象的です。手がけたのは、Studio Expertsとしても活動する株式会社Eat, Play, Sleep

最大の魅力は、構成やリズムの中にある“体温”のようなもの。 写真とテキストが交差し、行間にゆとりを持たせたレイアウトには、ただ情報を並べるだけでは得られない、“語らずとも伝わる”空気が漂っています。随所に現れる手書きのイラストが、紙の上に書きとめたような親密さと柔らかさを添えています。

あえて均一にしすぎないテキスト配置、読み進める速度に寄り添うタイポグラフィ、そして間を活かす余白設計。

一見無造作にも見える構成が、実はとても繊細に設計されていて、ページ全体にゆるやかな“編集的テンポ”が宿っています。サイトというよりも一冊の本をそっと開いたときのような、情報ではなく、まなざしを伝えるWebデザイン。

Studioの高いデザイン自由度を活かしながら、演出に頼りすぎず、施設で目指すコンセプトそのものの力を丁寧に表現しています。

>株式会社Eat, Play, SleepのCreator Storyはこちら:編集×デザイン視点で「愛着の持てる」Webサイトを作る。Eat, Play, Sleep inc.の制作プロセス

スペースマーケットのテクノロジーページ

▲スペースマーケットのテクノロジーページ

創業12年目を迎えたスペースマーケットのテクノロジーページ。

ビジュアルテーマは、「ストリートカルチャー × テクノロジー」。“壁にグラフィティが塗り重ねられていく”演出は、スペースマーケットのオフィスがある渋谷・原宿という街の文化に着想を得たそう。「テクノロジーで“あたりまえ”が少しずつアップデートされていく」という企業の思想を、視覚的に表現しています。

構成自体はシンプルながら、配色・余白・タイポグラフィの精度が高く、見た目のインパクトだけでなく、“企業としての誠実さ”や“開かれた文化”がにじみ出るような設計となっています。

単なる技術紹介や採用情報の発信ではなく、「スペースシェア」という同社が生み出した新たな文化をテクノロジーとともにどう育てていくかという挑戦の姿勢が明快に語られています。

ポーラ・オルビスホールディングス  新卒採用サイト

▲ポーラ・オルビスホールディングス  新卒採用サイト

「ポーラ・オルビスホールディングス  新卒採用サイト」でテーマに据えているのは「原石」という言葉。

“まだ磨かれていないからこそ、可能性に満ちている存在”というメッセージであり、ポーラ・オルビスグループが未来の仲間に寄せる期待そのものを細やかなモーションやスクロール演出で表現しています。

制作を手がけたのは、2025年6月から Studio Experts プログラムに参画したばかりの株式会社揚羽。Studioの表現力を柔軟に引き出し、ブランドや採用メッセージと高い精度で融合させた構成が見事です。

株式会社揚羽は、ポーラ・オルビスホールディングスにおける新卒採用サイトのほかにもキャリア採用サイトや障がい者採用サイトも手がけています。全サイトを通して印象的なのは、言葉とビジュアルの一貫性。

個を尊重する同社の想いを各サイトのキャッチコピートーンの整ったビジュアル展開が、企業の語り口としてブレのない体験につくりあげています。

感情に寄り添うビジュアルと、理性に届くコピー。採用サイトでありながら、ブランドの哲学そのものを語る設計。株式会社揚羽ならではのクオリティを証明するような、構成力と編集センスが際立つ一例です。

終わりに

今回ご紹介した5つのサイトは、いずれも「何を、どのように届けるか」という問いに、構成や表現のすみずみまで向き合ってつくられた作品ばかり。

なお、公開したWebサイトは、プロジェクトダッシュボードからShowcaseへの掲載を申請をすることが可能です(審査があります)。

>詳しくはこちら:Studioで作られたWebサイトを集めたギャラリーサイト「Showcase」への掲載 | Studio Help

Studioを活用したWebサイト制作をご希望の方は、Studio公式相談窓口までお気軽にご相談ください。

>相談窓口はこちら:Studioコンサルタント相談フォーム

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