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ホームページ(Webサイト)の維持・管理費とは|費用の内訳・相場を解説

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2024.02.07

Updated:2024.12.24

ホームページ(Webサイト)は、開設費用以外にも訪問者が問題なく閲覧できる状態にしておくためのランニングコストがかかります。「維持費」や「管理費」と呼ばれており、ホームページ(Webサイト)を所持するために必要不可欠な費用です。

本記事では維持・管理費について解説。自社運用・外部運用のパターン別費用目安や、具体的な内訳・作業内容までわかりやすくお伝えします。

維持・管理費の目安とは?

ホームページ(Webサイト)の維持・管理費は、自社で管理する場合と外部に委託する場合で異なります。

自社運用の場合

自社で運用をする場合は、ホームページ(Webサイト)を持つための基本となるサーバーやドメイン、SSL/TLSといった「維持費」が最低限必要となります。各費用の説明は後述するこちら(見出しリンクを挿入)からご確認ください。

それぞれの目安は数百円〜数千円程度で、合計で月額5,000〜1万円程度が目安です。手間や時間がかかる一方で、外部委託よりも費用が抑えながら柔軟に対応ができるメリットもあります。

自社運用の費用内訳(項目名:月額料金目安)

  • レンタルサーバー費用:数百円〜3,000円程度

  • ドメイン費用:数百円〜500円程度

  • SSL費用:無料〜5,000円程度

外部委託の場合

外部委託の場合、上記の「維持費」に加えて月額固定費や制作費用がかかります。

月額固定費には基本的な保守も含まれており、月額1〜5万円程度が相場です。

制作費用はデザインや開発のボリュームに応じて変動します。保守内容や制作会社によって費用が大きく異なるため、運用保守契約を結ぶ前に保守・運用範囲を明確にした上で依頼しましょう。

維持・管理費の内訳

ホームページの運用に必要な費用は大きく以下の3つに分けられます。どこにお金をかける必要があるかを目的に合わせて選択できるように、それぞれの内容について詳しく理解していきましょう。

ホームページに必要な費用内訳

  • 維持費:ホームページの維持に必要な費用

  • 管理費:トラブル対応やセキュリティ対策など安全に管理するための費用

  • 運用費:アクセス数や売上をあげるための集客費用

維持費

維持費の内訳は前述した通りサーバーやドメイン、SSL/TLSの3つです。ホームページ(Webサイト)を開設するための基本の費用になります。各費用の詳しい説明は以下の通りです。

レンタルサーバー費用

インターネット上にホームページを掲載するためには、Webサーバーが必要です。Webサーバーにはいくつか種類がありますが、代表的なものとして「自社サーバー」「クラウドサーバー」「レンタルサーバー(共用)」の3つが挙げられます。ホームページ(Webサイト)の規模や要件に応じて適切なサーバーを選びましょう。

<自社サーバーの特徴>

  • 社内に設置して運用するため、自由度が高い

  • トラブルにも対応できるよう専門知識や技術を持った人材が必要

  • 導入コストや運用コストがかかる

<レンタルサーバー(共用)の特徴>

  • 事業者が提供する1台の物理サーバーを複数サイトで共有して利用

  • 導入コストや運用コストが抑えられる

  • サーバーを共有しているため他サイトの影響を受けやすい

<クラウドサーバーの特徴>

  • 事業者が提供するクラウド上の仮想サーバーをレンタルして利用

  • データの処理を行うCPUやメモリのスペックを自由に変更できる

  • 利用容量やアクセス数などに応じた従量課金性

レンタルサーバーの相場は機能や容量によって異なりますが、ビジネスプランの一般的な相場は1,000円〜3,000円/月程度。クラウドサーバーの場合は前述の通りアクセス数などに応じて変動します。

ドメイン費用

サーバーと合わせて必要になるのが、ドメインです。ドメインは、ホームページの位置を示すもので、いわばインターネット上の住所にあたります。例えば「.co.jp」「.com」「.jp」などもドメインの1つ。種類は「利用区分」や「地域」によって分けられています。

ドメインには「独自ドメイン」と「共通ドメイン」と呼ばれるものがありますが、ビジネスでドメインを使用するのであれば、一般的に独自ドメインの使用がおすすめです。

独自ドメインとは、独自で希望した文字列で作成したオリジナルドメインのこと。ドメインの利用には、1年目の取得費用と2年目以降の更新費用がかかります。レンタルサーバーなど、他のサービスとの同時契約によってお得に取得できる場合もあります。

ドメインによって金額は異なりますが、取得費用の目安は0円〜5000円/年程度。更新費用は1000円〜4000円/年程度です。

「SSL/TLS」費用

「SSL/TLS」とは、インターネット上の情報データを暗号化して送受信する仕組みのこと。第三者による個人情報の盗聴やデータ改ざんのリスクを防ぐ手段のひとつです。

認証局による審査を通過すると「SSL/TLSサーバー証明書」と呼ばれる電子証明書が発行されます。ログインページやフォームなど特定ページだけでなく、すべてのページにおいて「常時SSL対応」を行うことが求められています。

SSL/TLSを導入していなくてもホームページの公開は可能ですが、導入していないホームページはURLが記載されているアドレスバーに「保護されていない通信」と表示されてしまいます。

サイト訪問者からの信頼にも大きく関わるため、必ず対応しましょう。SSL費用は認証方法や認証レベル、サポートの有無によって異なります。サーバー事業者が無料で提供しているものから月額20,000円程度までと幅があるため、ホームページ(Webサイト)の役割や規模、取り扱う情報に応じて適切なものを選びましょう。

※SSLとは古い規格の名称であり、現在はTLSという新たな規格が使われています。厳密には違う意味を指しますが、SSLが用語として定着していた影響で「(TLSを含めて)SSL」「SSL/TLS」と表記されることが多くなっていることから、本記事では「SSL/TLS」と記載しております。

>StudioサイトのTLS証明書について

保守管理費用

セキュリティ対策が十分に行われていないホームページ(Webサイト)は、不正アクセスによる個人情報の漏洩やホームページ(Webサイト)ページの改ざんなどのリスクが高まります。これらを防ぐためには、正しくセキュリティ対策を行うことが重要です。

社内に専門的な知識を持った人がいない場合、何らかのシステムトラブルで閲覧ができなくなった際に対処ができない可能性があります。さらなるトラブルや機会損失に繋がりかねないため、事前の対策と緊急時の対応を行ってもらうための費用です。

制作会社によって対応可能な内容が異なるため、外部に委託する際は保守範囲を明確にしましょう。

運用費

ホームページの効果を最大限に発揮するために、運用・改善によって集客力を高めることも重要です。運用費用に含まれるそれぞれの項目も確認しておきましょう。

ホームページ運用の詳しい作業内容は以下の記事を参考にしてください。

関連記事:ホームページ(Webサイト)運用とは|作業内容と内製化のポイントを解説

更新費用

ホームページの更新を外部に依頼する場合にかかる費用です。定期的に更新作業を依頼する場合と単発やスポットごとに更新を依頼する場合があります。

費用は制作会社によって異なるため、可能であれば相見積をとって費用と内訳を比較するようにしましょう。

アクセス解析費用

自社のホームページへのアクセス数の解析と改善案を依頼する場合の費用です。

例えば、検索エンジンからどのようなキーワードで検索を行って自社のホームページ(Webサイト)にたどり着いたのかなどもアクセス解析に含まれます。アクセス解析による改善を重ねることで集客数アップが期待できます。

アクセス解析を自社で行う場合には、アクセス解析ツールなどを使用します。ソフトには無料のものや有料のものがあります。

SEOコンサルティング費用

SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)施策とは、検索サイトで自社のホームページを上位表示させるために対策をおこなうことでアクセス数を増やすことをいいます。

SEO施策をしたからといって、すぐに順位が上がってくるものではありません。徹底的に対策を行うには、テクニックやノウハウを持つ会社に依頼する必要があります。

広告費

ホームページへのアクセス数を増やす施策のひとつに、広告運用があります。広告運用の主な種類は以下の通り。それぞれの特徴から自社に合うものを選ぶと良いでしょう。

  • リスティング広告…Google、Yahoo!などの検索エンジンでキーワード検索をした際に、上部にサイトを表示される広告

  • ディスプレイ広告…Webサイトやアプリの広告枠に表示される広告

  • SNS広告…LINE、Twitter、Facebook、InstagramなどのSNSに表示させる広告

  • 動画広告…動画を使った広告でYoutube動画の合間やWebサイト内の動画広告など

  • 純広告(バナー広告)…外部のWebサイト内の広告枠を一定期間買い取り、自社サイトにつながるバナーを設置して流入を促す広告

  • 記事広告…外部のWebサイトで記事コンテンツとして自社サービスや商材をPRする広告

運用を代理店に依頼する場合は、手数料として広告作成費や人件費などが請求される場合もあります。

制作費

前述したホームページ運用を外部に依頼する場合には、施策を実行するための制作費が必然的にかかってきます。具体的にはSEOコンテンツの制作費やバナーのデザイン費、ディレクション費などが挙げられます。

作業にかかる時間、難易度などを踏まえて費用が変動します。

ホームページ(Webサイト)の成果を最大化するポイントは維持・管理費の最適化

ホームページ(Webサイト)を保持するために必要不可欠な維持・管理費用の内訳の中でも、外部にコンテンツの更新作業を委託している場合は内製化によってコスト削減ができます。

更新コストを抑えることで、本来強化したい集客力や販売力を強化するために時間や費用が使えます。

「社内にホームページ(Webサイト)を更新できるスキルのある人材がいない」とお困りの方におすすめなのが、直感的な操作でサイトの更新が可能になるノーコードWeb制作プラットフォーム「Studio」。デザインエディタを活用したサイト更新から、CMS機能を活用したコンテンツの更新までスムーズに実現できます。

さらにホームページ(Webサイト)の運用に欠かせない維持費に当たるサーバーやドメイン(※)、「SSL/TLSサーバー証明書」も含まれています。

※独自ドメインの場合は別途利用料が必要です

>Studioのセキュリティチェックシートとセキュリティに対する取り組み

Webサイト制作は「Studio Experts」におまかせ

Studio Expertsは、ノーコードWeb制作ツール「Studio」のWeb制作代行会社・フリーランスが加盟するプログラムです。

予算や納期などの条件以外にも、業界トップレベルのデザインクオリティやマーケティングなど戦略立案が得意なプロフェッショナルまで、幅広いニーズに沿ったエキスパートと出会えます。

Expertsの特徴1. 高いデザインスキル

Studioは業界トップレベルのプロも愛用するほど高いデザイン性が特徴です。デザイン力に長けたエキスパートに依頼することで、より良いWebサイトが制作できます。

Expertsの特徴2. 効率的な初期導入

StudioでのWebサイトの初期構築には一定の知識やスキルが求められます。初期構築はプロに依頼することで効率的なStudio導入が可能です。

Expertsの特徴3. 経験に基づく成果創出

Web制作やWebマーケティングの知見に長けた制作パートナーに依頼することで、より成果の上がるWebサイト制作〜運用ができます。

どの制作会社に依頼すればいいのか分からない場合は、Studioコンサルタントにご相談ください。

まとめ|ホームページ(Webサイト)維持・管理費の相場を理解して賢く費用を抑えよう

ホームページ(Webサイト)の運用を自社で行う場合と外部に依頼する場合の相場や内訳について、解説しました。

それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、自社で対応する範囲と依頼する範囲を検討しましょう。

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