Studio株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役:石井 穣)は2024年4月、デザイン修正指示を効率化する新機能「コメント機能」をリリースしました。本リリースに合わせ、「Web制作プロセスにおけるデザイン修正指示の実態」を把握するための調査を実施。Web制作に携わる計464名のアンケート回答結果を基に、Web制作におけるクライアント・制作者間のコミュニケーション手段や、修正指示プロセスに関する実態についてまとめています。調査サマリデザイナー・ディレクターの84.9%が「Web制作におけるデザイン修正指示が面倒」と感じたことがあると回答面倒と感じた理由として「修正意図がわからず、追加のヒアリングが発生する」「修正指示の指し示す箇所がわかりづらい」など、コミュニケーションコストの高さに関する声が多く挙げられた「対策ができていない」が30.7%、「対策は行っているが、まだ手間は発生している」が57.4%と、課題として認識しつつも有効な解決策が見つかっていない状況調査概要調査概要:Web制作におけるデザイン修正指示に関する実態調査調査対象:Web制作に携わるデザイナー・ディレクター対象人数:464人調査方法:インターネットリサーチ調査主体:Studio株式会社調査期間:2024年4月3日〜2024年4月10日デザイン修正指示のコミュニケーション手段として多いのは「チャットツール」や「メール」。専用ツールはあまり使われていない「Q1. クライアントとのデザイン修正のコミュニケーションはどのように行っていますか?(※複数回答可)」(n=464)という質問では、「チャットツール(Chatwork, Slack, messengerなど)」が318名(68.5%)と最も多く、続いて「メール」が299名(64.4%)という結果になりました。その他にも「電話」が147名(31.7%)、「Excel・スプレッドシート」が103名(22.2%)、「手書き・紙」が48名(10.34%)など、クライアントの要望や状況に応じて様々な方法を使い分けている様子が見て取れます。84.9%が「Web制作におけるデザイン修正指示が面倒」と感じたことがあると回答。理由はコミュニケーションコストの高さに関するものが半数以上「Q2. Web制作のプロセスにおいて、『クライアントとのデザイン修正指示のやりとりが面倒』と感じたご経験はありますか?」(n=464)では、「よくある」が38.6%、「たまにある」が46.3%と、全体の84.9%がデザイン修正指示においてネガティブな経験をしたことがあるという結果でした。その理由として、「Q3. 『クライアントとのデザイン修正指示のやりとりが面倒』と感じた背景・理由を教えて下さい。(※複数回答可)」(n=464)では、「修正意図がわからず、追加のヒアリングが発生する」、「修正指示の指し示す箇所がわかりづらい」など、コミュニケーションコストの高さに関連するものが多く選ばれる結果となりました。上記の選択肢以外の理由として、以下のような声も挙げられています。クライアントはチャットツールにベタ打ちのテキストで修正指示をしてくることが多い。テキストの場合説明が足りないことが多く具体的どこについての指示なのか、どういう意図なのか汲み取れないことが多い。(Web制作会社・デザイナー)ある箇所の修正指示に沿うと、他の箇所も複数修正が必要と考えられる際、それが意図的に一か所のみを指示したものか、他の箇所が漏れているか不明なことがある。(フリーランス・デザイナー)クライアント企業内の意見がまとまっておらず、一度OKが出たものに対して先方の別部署から修正依頼が来る(Web制作会社・ディレクター)※「Q4. Q3以外で、うまくいかなかった背景・理由があれば教えてください。(自由記述)」(n=135)デザイン修正指示を手間に感じつつも、9割近くが「有効な解決策が見つかっていない」状況「Q5. 『デザイン修正指示のやりとりが面倒』という課題に対して、何か具体的な対策を行っていますか?」(n=394)では、「対策は行っているが、まだ手間は発生している」が57.4%、「対策ができていない」が30.7%と、88.1%の方が手間を解決しきれていないという結果が得られました。まとめ今回の調査では、Web制作における課題の一つとして「デザイン修正指示におけるクライアント・制作者間でのコミュニケーションコストの高さ」を認識することができました。また、明確に課題はありつつも「解決策がまだ見つかっていない」という回答が8割以上と、解決しきれていない/取り組めていないという現状が明らかになっています。ノーコードWeb制作プラットフォーム「Studio」は、コメント機能・ライブプレビューなど、クライアント・制作者間でのやりとりを円滑にし、より制作物のクオリティに集中できる機能を多数用意しています。特に2024年4月にリリースした「コメント機能」では、本調査で明らかになった「デザイン修正指示の手間」を削減できたという声も多くいただいております。コメント機能を使えば、レビュワーはStudioのエディタ上で修正指示を記載し、制作者もコメントを確認しながら該当箇所の修正を直接行えます。%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fplayer.vimeo.com%2Fvideo%2F929697186%3Fautoplay%3D1%26amp%3Bloop%3D1%26amp%3Bbackground%3D1%22%20width%3D%221920%22%20height%3D%221080%22%20frameborder%3D%220%22%20webkitallowfullscreen%3D%22%22%20mozallowfullscreen%3D%22%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20allow%3D%22autoplay%22%3E%3C%2Fiframe%3E本調査で明らかになった「修正指示の指し示す箇所がわかりづらい」「修正指示の数が多く、確認漏れが発生する」という課題を解決し、フィードバックから修正、承認までの一連のプロセスがスムーズに行えるため、ワークフロー改善の助けとなっています。同様の課題をお持ちの制作会社・フリーランスの皆さま、是非一度Studioの目指すWeb制作フローを体感してみてください。デザイン・実装とコミュニケーションを一気通貫で行える「コメント機能」はこちら実装したWebサイトをURL1つで共有できる「ライブプレビュー」はこちら