STUDIO で設定出来る SEO Tips
Shoya Santanda
2020.07.31
Updated:2024.11.15
STUDIOでサイトを作成する際に使えるSEO対策一覧をご紹介

「STUDIO でサイトを作ってみたけど、作ったサイトをもっと検索上位に上げたい!」
そんな声をよくお聞きするので、この記事では、 STUDIO を使ってできる SEO 対策をまとめてみました!皆さんもこの記事を参考にして、 STUDIO で制作したサイトをより多くの人にみてもらいましょう!
狙いたいキーワードを定める
まずは、Google Adsense 内の「キーワードプランナー」といサービスで、キーワードをリストアップしていきましょう。
一般的なキーワードや儲かりそうなキーワード、医療に関するキーワードは競合性が高いため、上位表示させるのが難しいです。
例)
一般的なキーワード : 「カメラ」「旅行」
儲かりそうなキーワード : 「ホームページ作成」 「投資 オススメ」
医療情報が関係するキーワード : 「 COVID-19 対策」
そのため、最初は複数のキーワードを組み合わせたものである、ロングテールと言われるものや、ニッチなキーワードを織り交ぜる事でアクセス数を増やしていき、アクセスが増えてきたら、徐々に検索ボリュームが多いキーワードを狙いにいきましょう。
例)
「旅行 タイ バンコク 料理」
この場合、「旅行」で検索した際に上位表示を狙うよりも、遥かに難易度が下がる。
これらを踏まえた上で、リストアップした中で
- なるべく検索ボリュームが「多い」のを狙いましょう
- 初期は競合性が「低い」ものを狙いましょう
※ 注意点としては、そのロングテール(細かいキーワード)も最終的な目標であるキーワードに関連するものにしましょう。
そうして、決めたキーワードをこれから説明する、 Title や Description に織り交ぜることを意識してください✍️
Title と Description の設定
STUDIO ではページごとに Title と Description を設定することができます。

Title と Description は、デザインエディタ右上の歯車マークから設定できます。

「 SITE 」モードでサイト全体の情報、「 PAGE 」モードで個別のページ情報の設定が行えます。PAGE の設定の空欄部分には、 SITE モードでの設定が自動的に適用されます。

ここで Title と Description を設定する際に気をつける点がいくつかあります。
・具体的でわかりやすい Title と Description を付ける
・ Title は基本 30 字以内にまとめる
・キーワードを詰め込んだような Title と Description は避ける
・できる限りページ毎の Title と Description を埋め、ページ毎に違いを出す
これらに気をつけることで、 Google の検索エンジンに良質なコンテンツだと認められやすくなります。
詳細は Google 公式ヘルプ「ページのタイトルとスニペットを検証する」をご参照ください!
HTML タグ設定
STUDIO では、それぞれのテキストやボックスに HTML タグを付与することができます。
ボックス選択枠の左上のタグボタン(青色の<div>または<p>)から、各ボックスのHTMLタグの種類を設定することができます。選択できるタグは、ボックスの種類によって異なります。
テキストタグ
デフォルトは<p>で、以下のタグが設定できます。<h1>〜<h3>は、サイトのメタ情報として検索エンジンに認識される重要なタグなので、強調したい気ワードは<h1>などに設定してください。

ボックスタグ
デフォルトは<div>となっており、以下のタグが設定できます。こちらのタグを<section>などに変更してアウトラインを意識したHTML構造にすることもできますので、詳細に HTML 構造を調整したい場合は、これらのタグも活用してみてください。

404 ページの設定

STUDIO では上のように、404 ページのパス部分を「404」にするか、ページタイプを 404 ページに変更することで 404 ページを設定できます。
このページを設定する時は、 404 ページ内に、メインページや他のページに飛ばすことのできるリンクを設定してあげましょう。
この設定を行う事で、 Google の検索エンジンはそのリンクを辿って、またサイト内の巡回ができるため、 SEO 的な評価につながりやすくなります。
それと 404 ページを設定する時は一緒に noindex を設定してみてください!

404 ページはそのURLが存在しないことを表すページなので、検索ユーザーにとって、直接的な価値を与えるページではないため、検索結果に表示される必要はないページとなります。そのため、noindex を設定しているのが望ましいです。
Search console
STUDIO では有料プランを契約すると、 Search Console と連携することができます。

この連携を行う事で、 Google の検索エンジンが連携したサイトを定期的にクロールしてくれるようになるので、SEO 的に有利に働きやすくなります。
さらにサーチコンソールを使うと、ページのクリック数、クリック率や検索順位、ユーザーが検索時に入力するキーワードなどがわかります。サイトを訪問したユーザーが何のキーワードで検索しているのか、サイトの検索順位を下げる不具合が発生していないか、などの SEO に関わる重要事項を簡単にチェックできるため、検索結果でのサイトのパフォーマンスを最適化できるようにもなります。
連携方法の詳しい手順はこちらの記事をご参照ください!
被リンク

他のサイトから自分のサイトにリンクが設定されていることを「被リンク」といいます。この被リンクは、 SEO の中でもとても重要な事項の一つです。この被リンクを増やす事で、検索エンジンからも良質なコンテンツだと認められやすくなります。
しかし、ここで気を付けて欲しいのは、どれだけ多くのサイトから被リンクをもらうかより、どれだけ良質なサイトから被リンクをもらっているかの方が重要だという事です。逆に自作自演で設置したリンクや、公序良俗に反したサイトからのリンクは検索エンジンからもペナルティを受け、検索順位が下がってしまうので、気を付けてください。
ここまで、 STUDIO での SEO 対策方法について色々述べてきましたが、 これらの SEO 対策はあくまでコンテンツをサポートするものであり、一番重要なのは、「どれだけユーザーにとって価値のあるコンテンツを提供できるか」です。コンテンツの価値がユーザーに認められる事でシェアしてもらい、良質な被リンクを増やすことができるので、そこに一番注力してください!
皆さんも、STUDIO で制作したサイトを、より多くの人に見てもらいましょう✨