歴史ある新聞社がデジタルシフトを実現。ノーコードツールが可能にしたWeb制作の内製化による圧倒的な生産性向上 

業種

情報・通信

従業員数
  • 101〜1,000名
  • 利用用途
    • ランディングページ

    Webサイトを見る

    課題

  • ・WordPressの保守管理や静的ページのデザイン・コーディングに時間と工数がかかっていた
    ・WordPressの構築や保守運用のほとんどを外注しており、大きなコストがかかっていた
  • 解決策
  • ・サーバーの保守を気にすることなく、更新作業もしやすいノーコードツールの導入を検討
    ・外注コストを削減するため、Web制作の内製化を実現できるStudioを導入
  • 効果

    ・約2ヶ月という短期間でクオリティの高いWebサイトを制作できた
    ・制作に必要なリソースは従来の半分以下になり、構築や保守運用のコストも削減できた
    ・グループ会社からの依頼や相談が増えた

    株式会社中国新聞社は、広島県広島市に本社を置く明治25年設立の歴史ある新聞社です。地方紙「中国新聞」の発刊やWebメディアの運営、イベントの主催などオフライン・オンラインでさまざまな事業を展開しています。今回はメディア開発局の畑山様と吉井様、そしてWebサイト制作でご一緒している株式会社メディア中国 編集部 Webデザイナーの田中様と吉本様に、Studioを導入したきっかけや導入後の効果などについてお話を伺いました。

    中国新聞社
    メディア開発局

    畑山様

    中国新聞社
    メディア開発局

    吉井様

    メディア中国
    編集部
    Webデザイナー

    田中様

    メディア中国
    編集部
    Webデザイナー

    吉本様

    紙媒体が中心の新聞社だからこそ、ノーコードツールによるWeb制作内製化のメリットは大きい

    –Studio導入前にどのような課題を感じていましたか?

    田中様:元々はWordPressを利用していましたが、新聞社のニュースサイトにアップロードする場合にはWordPressが利用できないため、独自のCMSや静的ページを利用していました。そのため、WordPressの方は保守管理に時間と費用がかかり、静的ページの方もデザインやコーディングに工数がかかっている状況でした。

    元々弊社は紙媒体を主体とする会社でしたので、Web制作体制が十分に整っていませんでした。そのため、Web制作を内製化することが難しく、WordPressの構築や保守運用のほとんどを外部に頼らざるを得ないため、外注コストもかかっていました。

    吉本様:実際に社内でWeb制作が可能なスタッフは4人程度しかおらず、多岐にわたる業務をこの少人数で管理しなければなりませんでした。そのため、サーバーの保守を気にすることなく、更新作業もしやすい、新しいツールを探していたのです。

    –どういった経緯でStudioのことを知って、導入に至ったのでしょうか?

    田中様:Studioを知ったのは、2023年4月に広島で開催された、StudioのCEOである石井さんと広島を拠点にしている制作会社の飛企画のトークセッション「ノーコードウェブ制作の最前線」に吉本君と参加したことがきっかけでした。当時、ノーコードツールはWeb制作のスキルがない方が使うものと捉えていました。しかし、そのトークセッションを通じて、ノーコードツールがWeb制作会社にとっても有効なツールであるという新たな認識を得られました。

    そのトークセッションの翌日には、吉本君とStudioを導入しようという意見で一致し、社内稟議の準備に取り掛かりました。しかし、弊社はWeb制作専門の会社ではないため、Studio導入のメリットを社内に詳しく説明する必要がありました。Studioがどのようなツールであるか、なぜ導入すべきなのか、コーディングやデザインの工数が省けることやWeb制作の内製化が可能になること、といったメリットを明確にした企画書を作成して上申しました。その結果、すぐに稟議が承認され、Studioの導入が決まりました。

    –導入の後押しになったポイントがあれば教えてください。

    田中様:Studioが自治体やデジタル庁、さらにはNewsPicksのような有名な企業にも導入されている事例を見て、セキュリティ面でも信頼できると感じました。これは、弊社の上層部を説得する際にも大きな後押しとなりました。また、Studioは日本の会社であるため、問い合わせやトラブル時の対応が日本語でスムーズに行われることも、安心できる点でした。

    クオリティが高くて更新しやすいWebサイトが、速く作れる。自社サイトの効率化だけでなく、受注案件にも活かされるStudioの強み

    –実際にStudioを利用してみた感想をお聞かせください。

    田中様:まず最初に感じたことは「速く作れる」ということです。以前は、まずワイヤーフレームを作成し、次にXDやFigmaでデザインを行い、そのあとでコーディングしてWordPressに組み込むという手順でした。しかし、今回はワイヤーフレームから直接Studioを活用してデザイン作業に入りました。メインビジュアルのデザインも5パターンも試すことができました。従来の方法だとこれだけ多くのバリエーションを試すのは難しいですが、Studioはイメージの確認・共有が簡単にできるので、作業が非常にスムーズに進みました。

    畑山様:私が主に触る事例ページやお知らせページの編集は、パワーポイントを使うような感覚で非常にわかりやすく、直感的に操作できています。マニュアルもあったのですが、ほとんど参照することなく作業を進められました。私自身、Web制作のスキルはまったくありませんが、それでもStudioを活用してスムーズに作業ができているので、非常に助かっています。

    吉井様:ブログ記事を書く感覚で操作できるため、非常に使いやすいと感じます。また、更新のしやすさも重要な要件としてありましたが、Studioはその点でも期待以上のパフォーマンスを発揮しており、スピード感を持って制作できる点も魅力的です。

    –Studioのどのような機能をよく活用していますか?便利だと思う機能やお気に入りの機能などがあれば教えてください。

    田中様:アニメーション機能が気に入っています。JavaScriptでアニメーションを作成するのは手間がかかりますが、Studioを活用すると格段に楽になります。

    アニメーション機能

    また、レスポンシブデザインの実装も簡単で、パソコン、タブレット、スマートフォンそれぞれの画面サイズに合わせた調整が直感的に行えるため、非常に効率的です。さらに、CMSがあらかじめ用意されているので、WordPressでプラグインを使用して設定する作業と比べると、工数を大幅に削減できます。

    畑山様:私は、事例ページやお知らせページの更新時にCMS機能をよく活用しています。メディア中国が作成したCMSのベースがあるので、ページの表示/非表示なども直感的に編集できて便利です。

    CMSダッシュボード

    –制作にあたって、こだわったところはありますか?

    田中様:特にこだわったのは、ファーストビューに配置した継続的に動くアニメーションです。最初はStudioでの実装が難しいと思っていましたが、After Effectsで作ったアニメーションをGIFアニメに変換して、少し軽くして実装しました。その後、LottieFilesからアニメーションをStudioのWebサイトに埋め込めるようになったと知り、Studioの進化を実感しました。

    ※LottieFiles連携機能の詳細はこちら

    –Studioを導入して成果を感じるポイントを教えてください。

    田中様:一番大きな成果は、満足のいくクオリティのWebサイトをこれだけ短い期間で制作できたことです。従来であれば半年ぐらいはかかっていたと思いますが、今回は約2ヶ月で制作できました。そのスピードとクオリティがグループ会社にも認められ、グループ会社からの相談が増えました。また、Studioを導入したことで、サイト制作を外注に頼ることなく内製化できています。

    吉本様:WordPressによるWeb制作には通常2名のスタッフ+外注が必要で、合計3〜5名が関わっていました。しかし、Studioを導入してからは1名の担当者でプロジェクトを完結できるようになりました。これにより、外注コストや保守運用コストをおよそ半分に抑えられています。

    田中様:そのほか、WordPressであればサイト公開後のバージョンアップや保守のための継続的なコスト、さらにサーバーやドメインの維持にかかるコストも必要です。Studioを活用することでこれらのコストも削減できました。

    また、導入してから公開したWeb案件の約半数は、Studioで制作しました。さらに、現在制作中の案件も、6件のうち4件がStudioで進行しています。

    中国新聞groupマーケティング・ソリューション

    新聞制作で培った取材力や文章力を活かし、Webコンテンツを充実させていきたい

    –Studioはどのような会社やプロジェクトにおすすめでしょうか?

    田中様:イベント告知や広報のように公開日が決まっており、短期間で制作しなければならないプロジェクトにおすすめです。

    –今後、Studioを活用して取り組んでいきたいことは何ですか?

    田中様:まず、社内でStudioを使えるスタッフを増やすことです。Studioを使えるスタッフが増えれば、より多くのWeb制作案件を引き受けることができ、収益の向上につながります。加えて、これまで紙媒体の新聞制作で培った取材力や文章力を活かし、Webコンテンツを充実させることにも力を入れていきたいと考えています。

    –今後もWeb制作案件の受注やWebコンテンツの拡充にStudioをご活用いただけるよう、改善を進めて参ります。貴重なお話をありがとうございました!

    ※掲載内容は取材当時のものです。

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