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課題


効果
・サーバー監視・負荷対策・脆弱性対応にかかる運用コストを削減。年間運用コストを約25%削減できる見込み
・プレスリリース公開のリードタイムが4日から半日に短縮。エンジニア工数も削減し、開発チームが本来の業務に集中できる環境に
・広報・カスタマーサポートも自ら更新できる体制が整い、特定のエンジニアに依存しない運用体制を構築

「HELLO CYCLING」をはじめとするモビリティサービスを展開するOpenStreet株式会社。同社ではコーポレートサイトやサービスサイトの運用にあたり、サーバーの脆弱性対応や運用コスト、コンテンツ更新にかかるリードタイムの長さが課題となっていました。
そこで、セキュリティ対策と運用効率化を両立できるツールとしてStudioを選定。コーポレートサイトのStudioへの移行を皮切りに、広報やカスタマーサポートのメンバーが自ら更新できる体制を構築しました。
今回は、Studio導入の推進を担った権藤様、サイト構成とディレクションを担当した岩田様、実際の制作を手がけた宮部様の3名に、導入の背景から制作時の工夫、得られた成果までお話を伺いました。
プロダクト推進部
部長
権藤様
プロダクト推進部
デザイナー
宮部様
プロダクト推進部
デザイナー
岩田様
──Studio導入前の課題について教えてください。
岩田様:一番の課題は、サーバーやCMSの脆弱性対応にかかる運用負荷でした。それまで使っていたCMSはバージョンが古く、セキュリティ対応のリソースが追いつかない状況が続いていたんです。また、プレスリリースを1つ公開する場合でも必ずエンジニアが関わる必要がありました。
数年前から課題の認識はしていたのですが、当時はノーコードツールの選択肢も現在ほど多くなく、有効な解決策を見つけられずにいました。
権藤様:当社では上場を見据えて、セキュリティや監査対応の観点から、開発リソースの使い方を見直す必要がありました。運用負荷の高い業務を整理していくと、コンテンツ更新まわりにエンジニアの工数がかなり取られていることが見えてきたため、限られたリソースをプロダクト開発に集中させるためにも改善が必要だと考えました。
──ツール選定にあたって、特に重視したポイントは何でしたか?
岩田様:大きく3点ありました。サーバーや基盤側のセキュリティ対応をStudio側で管理できること、キャンペーン時などアクセスが集中するタイミングでも安定して運用できること、そしてエンジニアに頼らずコンテンツを更新できること。これらがすべて揃うサービスを探していました。
──最終的にStudioを選んだ決め手は何でしたか?
岩田様:先ほどの3つの選定基準をすべて満たしており、加えてサーバー拠点が国内にもあることが決め手になりました。
権藤様:私は以前の職場でStudioを使っていたことがあったので、実際の運用イメージを持てていたのは大きかったですね。他のサービスと比べて、手軽さとデザインの自由度のバランスが自社サイトの要件に一番近いと感じていましたし、日本語でサポートを受けられる点も魅力でした。
──実際にStudioを使ってみて、いかがでしたか?
岩田様:デザインの自由度が想像以上でした。既存サイトの雰囲気をそのまま引き継ぎたかったので、表現の幅が広いのはとても助かりました。運用面でもStudioのCMSであればテキストの修正や画像のアップロードが容易で、広報部門のコンテンツ運用がスムーズになりました。
宮部様:Studioのデザインエディタに初めて触れたとき、直感的に使えると感じたのが第一印象でした。今回、コーポレートサイトはStudioのエディタで直接制作し、「HELLO CYCLING」などのサービスサイトや広告用LPはFigmaで作成したデザインを「Figma to Studio」を活用してStudioへ取り込み、制作を進めました。
わからないことはStudioの公式FAQやコミュニティで検索して解決できましたし、細かなアニメーションについては、生成AIも活用しながら実装方法を検討・調整しました。

──特に便利だと感じた機能を教えてください。
宮部様:ライブプレビューです。LPを直前に修正するようなときに重宝しています。以前、広告用LPに急きょ動画を追加することになった際、本番公開前でもライブプレビュー上で動作を確認しながら、その場で修正を進められました。

──制作でこだわった点を教えてください。
宮部様:まず取り組んだのが、サイト構造の整理です。以前はコーポレートサイトとサービスサイトで同じ内容を別々に管理していたため、共通化できる部分をURLレベルから見直して、一か所更新すれば両方に反映される構造に変えました。
デザイン面では、既存サイトのアニメーション表現の再現にこだわりました。ノーコードツールでどこまでできるか不安でしたが、スクロールに合わせてテキストが流れ、途中で一方だけ止まり、また動き出すという複雑な動きを再現できたのは嬉しかったですね。
──Studioの導入で得られた成果を教えてください。
権藤様:インフラまわりのコスト削減は大きかったです。以前は運用にかかる年間総コストのうち、サーバー維持費に約3割、脆弱性診断やその改修といったセキュリティ関連に約7割を費やしていました。さらにキャンペーン時などには、通常のサーバー費用の半額近くにのぼる追加費用が一時的に発生することもありました。
Studio導入後は、サーバーや基盤側のセキュリティ対応をStudio側で管理できるようになり、自社で対応する運用負荷が大幅に軽減されました。システム費用等を差し引いても、年間の総運用コストを約25%削減できる見込みです。
岩田様:プレスリリース公開までのリードタイムを短縮できたことも成果です。以前は原稿を書いてから公開までに4日かかることもありました。広報とエンジニア、さらに一部は外部のパートナーも関わっていたので、部署間のコミュニケーションコストが負担でした。
今は広報が原稿を書き、画像を用意して、ライブプレビューで確認して公開。この一連の流れを自分たちだけで完結できるようになりました。リードタイムは4日から半日に縮まりました。
宮部様:あとは、エンジニアへの問い合わせが減り、開発チームが本来のプロダクト開発に集中できるようになったのも大きな変化だと感じています。
──今後、Studioで取り組んでいきたいことを教えてください。
岩田様:コーポレートサイトに続いて、「HELLO CYCLING」と「HELLO MOBILITY」のサービスサイトもStudioへの移行を進めていく予定です。
「HELLO CYCLING」はより規模が大きいので、マーケティング部門が自分たちで情報発信できる仕組みを一緒に設計しながら進めていきたいと思っています。現在はnoteで発信しているキャンペーン情報や使い方コンテンツを、サイトと連携させる形に整えていけると、より効率的な情報発信につなげられると考えています。
権藤様:マーケティング施策が広がっていくにつれて、LPを素早く立ち上げたい場面も増えてくると思います。そこでもStudioをうまく使っていきたいですね。
──最後に、Studioをおすすめしたい企業について教えてください。
岩田様:当社のように、Web制作の専任エンジニアがいない企業には特におすすめしたいです。デザイナーだけでコンテンツを作って公開できますし、設計次第では広報や人事、マーケティングのような非デザイン職のメンバーでも更新できる環境をつくれる点は大きな魅力だと思います。
権藤様:新しいサイトをどんどん作りたいというよりも、今あるサイトをしっかりと運用し続けたいと考える企業にこそ向いていると思います。更新のたびに誰かに頼まなければいけない状態が続くと、徐々に負荷が積み重なっていってしまう。自分たちで更新できる体制を整えながら、継続的にサイトを育てていきたい企業には相性が良いと思います。
※掲載内容は取材当時のものです。

業種
情報・通信
従業員数
〜100名
利用用途
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コーポレートサイト
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