エンジニア不在でも運用を内製化。広報・マーケティングチームがStudioで実現したスピーディなサイト更新

業種

サービス業

従業員数
  • 1,001名〜
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    課題

  • ・Webサイトを管轄する広報・マーケティングチーム内では軽微なサイト修正しか対応できず、更新のたびにURBAN HACKSさんに相談したり、外部委託をするため、時間やコストがかかっていた
    関係会社とのやり取りが多く、コミュニケーションコストが情報発信のスピードの足かせになっていた
    ・自社で発信できる範囲においてもデザイン性や操作性の制約から、思い通りのクオリティで発信できていなかった

  • 解決策
  • ・Studioを導入し、社内メンバーでも更新できるサイト運用体制を構築
    ・カラーやテキストスタイル、CMS設計を整備し、誰でもページ更新やコンテンツ入稿ができる仕組みを設計
  • 効果

    ・コンテンツ入稿にかかる作業負担を体感で約30%削減し、日々の情報発信をスムーズに実現
    ・外注やメンテナンス対応の負担が減り、社内メンバー主体でサイトを育てられる体制を確立

    民間学童保育「キッズベースキャンプ」を東急線沿線を中心に展開する株式会社東急キッズベースキャンプ。保護者や入会を検討する家庭に向けた情報発信を強化するため、サービスサイトにStudioを導入しました。

    エンジニアがいない広報・マーケティングチームでもサイト更新ができる運用体制を構築し、コンテンツ入稿の作業負担を体感で約30%削減。サイト更新のスピード向上にもつながりました。

    Studioを導入した背景や制作の工夫、導入後の成果について、東急キッズベースキャンプの皆様と制作パートナーcaroaの皆様にお話を伺いました。

    広報・マーケティング担当

    三宅様

    広報・マーケティング担当

    宮下様

    東急URBAN HACKS所属

    越後屋様

    株式会社caroa

    葉栗様

    株式会社caroa

    野尻様

    更新のたびに時間とコストがかかっていた運用体制

    ──まずは、Studio導入前に抱えていた課題について教えてください。

    越後屋様:私が所属する東急URBAN HACKSは、2021年7月にまちづくりDXを加速させるための内製開発組織として発足しました。これまでソフトウェア開発の内製化を推進してきており、2024年には子ども向け学童保育サービスを展開する東急キッズベースキャンプのWebサイト構築・導入も私たちが担いました。

    ただ、いざ運用フェーズに入ると、修正や更新の量が積み重なるにつれ、チーム内のリソースだけでは対応しきれないケースが出てきました。そうなると外部へ依頼する必要が生じ、その都度コストがかかります。対応完了までに1〜2週間かかることもあり、スピード面での負担も大きい状況でした。

    三宅様:Webサイトの運用に関わっている広報・マーケティングチームの通常業務では、サイトの改修や不具合対応は外部に依頼する必要があり、たとえばスマートフォンで見たときに表示が崩れていても、自分たちですぐには直せない状況でした。

    LPを作っていきたい、コラムなどのコンテンツ更新も増やしていきたいという気持ちはあったのですが、現状の体制ではそこまで手が届かない。もっと柔軟にサイトを動かせる仕組みが必要だと考えていました。

    ──Studioを導入することになったきっかけを教えてください。

    越後屋様:以前からStudioの評判は聞いていましたし、海外プロダクトとは違って日本語でサポートを受けられる点も安心感がありました。そこで、私から東急キッズベースキャンプに導入を提案しました。

    ──実際に導入を決めたポイントはどこにありましたか?

    三宅様:ノーコードで直感的に使えることが一番でした。専門知識がなくても自分たちでサイトを更新・制作できるようになれば、外部委託のコストもスピードの問題も同時に解決できます。加えて、デザイン性の高いページを作れる点や、LPのような特設ページも比較的手軽に制作できる点も魅力でした。

    ちょうどSNS広告の運用強化も考えていて、広告からLPへ流入させる導線をきちんと設計したいと考えていたところでした。他社との差別化を図るうえでも、クオリティの高いLPをスピーディに出せる環境は不可欠だと感じていたので、それが最終的な後押しになりました。

    誰でも使える運用設計でサイト更新のハードルを下げる

    ──今回の制作を担当されたcaroa(カロア)の皆様にお聞きします。Webサイトを構築するうえで、どのような点を意識されましたか?

    野尻様:事前のヒアリングで、LPを自社で制作していきたいというご要望をいただいていました。そこでStudioのカラー設定やテキストスタイル、コンポーネントなどの機能を活用し、東急キッズベースキャンプの皆さまが自分たちで更新しやすい設計にすることを最優先に考えました。

    あわせて、今後の運用を見据えてCMSのレクチャー動画も用意しました。私の音声付きで画面収録した動画で、「お知らせ」「イベント情報」などカテゴリごとに分けて説明しています。

    ミーティングで一度に伝えるよりも、必要なときに見返せる形の方が実用的ですし、新しく入社した方のオンボーディングにも使えると思って、そういう構成にしました。

    葉栗様:コンテンツ構成の整理にも取り組みました。「コラム」や「保護者の声」といったコンテンツは、以前は複数の枠が設けられていたものの、うまく運用できていないというお話を伺っていたので、より効率よく更新できる形に整えていきました。

    弊社のNojiriが設計面でのこだわりを持って実装してくれたこともあり、東急キッズベースキャンプ様の意向にできる限り沿う形で進められたと思っています。

    ──実際にStudioを使ってみた感想をお聞かせください。

    宮下様:一番驚いたのは、デザインの自由度の高さです。ドラッグ&ドロップで直感的に操作できるので、プログラミングの知識がなくてもページ制作をスムーズに進められました。

    テキストや画像の変更、ページの追加も簡単にできますし、スマートフォン表示の崩れを確認しながら作業できる点も助かっています。CMSへの入稿も、私以外のメンバーが問題なく行えています。

    新しいLPを制作する場合も、caroaさんがテンプレートを用意してくれているので、それを複製するだけで大きな手間をかけずに作れるようになりました。

    越後屋様:CMSコレクションの機能が非常に便利でした。以前はイベント案内などがすべて表示されてしまう仕様だったのですが、Studioへの移行後はトップページに掲載したいものだけを手動でキュレーションして表示できるようになりました。見せたい情報をコントロールできるのは、運用の自由度という意味で大きな変化でした。

    CMSコレクション

    三宅様:caroaさんはヒアリングをとても丁寧に行ってくださいました。従来のWebサイトのページを一緒に見ながら、それぞれのページの狙いを一つひとつ確認してくれて、私たちが実現したいことをしっかり形にしてもらえた。だからこそ満足度の高いWebサイトに仕上がったと感じています。

    ライブプレビュー

    また、ライブプレビューの機能もよく使っています。企画中のイベントやキャンペーンを他チームに確認してもらうとき、編集中のページをリアルタイムで見られるURLを発行できるのが便利で、以前のようにスクリーンショットを送ったり管理画面に入ってもらったりという手間がなくなりました。

    「元に戻す(Undo)」「やり直す(Redo)」の機能

    宮下様:私は「元に戻す(Undo)」「やり直す(Redo)」の機能をよく使っています。ページの追加やアニメーション設定を試して「少し違うかも」と思ったとき、ボタン一つで即座に戻せるのは、作業テンポを保ちながら制作できるという意味で重宝しています。

    更新工数を約30%削減、空いたリソースを新たな挑戦へ

    ──導入後、どのような反響や成果がありましたか?

    三宅様:画像のアップロードや編集がスムーズになったことで、コンテンツの入稿作業がずいぶん楽になりました。体感ですが、以前と比べて作業の手間が3割ほど減った感覚があります。

    更新のハードルが下がったことで、日々の情報発信がしやすくなりましたし、レイアウト変更にも柔軟に対応できるようになりました。

    「こういうページを作りたい」という他チームからの相談にも応えやすくなり、サイトが社内の情報発信ツールとして機能する場面が増えてきたと感じています。

    越後屋様:東急URBAN HACKSの立場からすると、サーバー周りのメンテナンスが不要になった点が一番大きいですね。以前はサーバー管理や定期メンテナンスに工数がかかっていましたし、新しい機能を追加したいとなれば開発リソースを割かなければなりませんでした。

    それが、Studioに移行してからはそういった対応がなくなりました。プラットフォーム側でセキュリティが担保されているという安心感もあり、サイトのリリース後も運用で詰まる場面がほとんどありません。チームとして動かせるリソースが増えた分、取り組めるプロジェクトの幅も広がっています。

    ノーコードが、アイデアを形にする力に変わった

    ──今後、Studioを活用して取り組んでいきたいことを教えてください。

    三宅様:まず取り組みたいのは、新規の問い合わせ数を増やすことです。そのためにLPの改善を継続しつつ、キャンペーン企画に合わせた新しいLPも積極的に制作していきたいと考えています。うまくいけば、SNS広告からの流入やCVRの向上にもつながるはずです。

    また、LP以外においてもお申し込みやお問い合わせの導線を見直していきたいです。Studioであれば自分たちで対応できると考えていまして。

    caroaさんが設計してくださった大きな枠組みがあるので、その土台の上で直感的に作業を進められる。だからこそ、新しいことにも挑戦しやすいんです。

    宮下様:今後取り組みたい施策は多くあります。いろいろなWebサイトを見て「いいな」と思った表現を、自分なりにStudioで再現できるようになりたいですね。今はcaroaさんが用意してくれたセクションパーツを使って制作していますが、もっと自由に、自分が良いと思うページを作っていけたらと思っています。

    葉栗様:実は宮下さん、最初はとても不安そうだったんです。HTMLやCSSの知識がないから「本当に自分でできるのかな」と思っていたようで。でもStudioを実際に触ってみたら、その不安が一気に吹き飛んだように見えました。今こうして笑顔でお話しされている様子を見ると、本当に良かったなと感じます。

    三宅様:宮下はもともとアイデアやセンスを持っていました。Studioというツールを得たことで、頭の中にあるイメージを実際に形にできるようになった。チームとしても非常に助かっていますし、「Webの知識がなくてもサイトを作れる・運用できる」ということを、もっと多くの方に知ってほしいですね。

    ──最後に、Studioはどんな企業におすすめですか?

    越後屋様:エンジニアを専任で置かない体制でも直感的に運用できるツールなので、社内にエンジニアリソースがない企業には特におすすめしたいですね。

    三宅様:Webの専門知識がなくても直感的に操作できるので、「自社でサイト運用をしていきたいけれど、何から始めればいいかわからない」という企業にも向いていると思います。

    野尻様:複数の部署や関係者に確認を取りながら進める必要がある企業にも相性が良いですね。URLを共有するだけでページを確認してもらえるので、確認フローが大幅にスムーズになります。

    葉栗様:一言でいうと、「できるだけ自分たちでやっていきたい」と考えている企業すべてに合うツールだと思います。自走できるようになることで、コミュニケーションコストもストレスも減っていく。宮下さんの表情が変わったように、ツールひとつで働き方もチームの可能性も広がる。それがStudioだと思っています。

    ※掲載内容は取材当時のものです。

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