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誰にも遠慮せず、こだわり抜いてつくる楽しさを。メルカリグループ・ソウゾウ社による新事業「メルカリShops」LPリリースの舞台裏

"終わった後に「こんな楽しい仕事をさせてくれてありがとうございます」って言いました(笑)"

peach / maze

"終わった後に「こんな楽しい仕事をさせてくれてありがとうございます」って言いました(笑)"

peach / maze

"終わった後に「こんな楽しい仕事をさせてくれてありがとうございます」って言いました(笑)"

peach / maze

リリースとともに大きな話題を呼んだ、ソウゾウの新しいチャレンジ・メルカリShops。サービスに込めた想いとLP制作秘話を、CEOと担当デザイナーが語ってくれました。

まずはお二方の自己紹介をお願いします。

maze: 株式会社ソウゾウの代表取締役CEOの石川です。社内ではmaze(マゼ)と呼ばれています。

peach: 株式会社ソウゾウ、デザイナー/UXリサーチャーのpeachです。

いちばん「簡単」で「売れる」ECプラットフォームへ

今回リリースされたメルカリShopsは、どんなサービスですか?

maze: メルカリShopsは、メルカリグループの新規事業会社「ソウゾウ」が立ち上げた、「簡単」で「売れる」がコンセプトのEコマースプラットフォームです。

出店者は、メルカリで出品するのとほぼ同じ体験で、「簡単」に自分のECをオープンできます。

システム的には、メルカリグループとして磨いてきたマッチングアルゴリズムを利用するため、オーナーが自分で集客をしなくても商品がニーズのあるところに届いて「売れる」。これによって中小規模のオーナーさんの商売のハードルを下げているのも、一つ大きな特長

です。

立ち上げまでに様々な実験を繰り返してこられたと聞きましたが。

maze: 「メルカリのプラットフォームで売りたい」という事業者の方からの声は常々いただいていたんですが、それをどう実現するかかなり試行錯誤し、実験的な取り組みも行ってきました。

そんな中、コロナ禍に伴って、多くの事業者さんが半強制的にオンライン展開をせざるを得ない状況が広がり、「プラットフォームを持つ僕らだからこそできることがあるのでは」と、今回立ち上げに至ったのがメルカリShopsです。

強気に描いた未来の実現を予感させるプレオープン

どんな体制でサービスを準備されてきたんですか?

maze: 開発しているソウゾウのメンバーは、今で40名弱くらいで、ソウゾウだけで1企業として成り立つ機関を一通り抱えている形になります。
新規事業の立ち上げチームとしては大きく感じるかもしれませんが、代表の僕からの視点だともうすでに小さすぎるなという感じで。

やろうとしていることのサイズ感が大きいのと、まだローンチして一ヶ月くらいなんですけど、すでに結構な反響があって、そこに対してちゃんと答えていくにはもう、結構、全員、必死で…(笑)

peach: 本当ですよー!(笑)

maze: (笑)
なのでちょっとここは相当、チーム、組織としてしっかり作っていくぞというのは思ってますね。

先行申し込みが殺到している状況?

peach: 最初に想定していたよりも多いですよね。

maze: そうですね。僕はそもそも結構想定目標が強気な方なんですけど、今回はその想定を裏切らない反響をいただいています。

やはり困ってる方が多く、ソリューションが求められている領域なんだなあというのを初期の手応えとして感じています。

オーナーは、どんなショップが開けるんでしょうか?

maze: 今はまだプレオープンというフェーズで、「メルカリのインターフェースの中で商品を並べて販売ができる」というシンプルな機能のみ提供していますが、今後は、ショップページのカスタマイズ含め、求められる機能を様々対応していきたいしていきたいと考えています。

「ショップを出す」ことを考えると、プロフィールページがお店のショーケースの役割をするので、商品の価値・魅力が伝わる見え方にこだわれることがすごく大事だと思っていて、その部分も改善していく予定ですね。

追加機能で個性的なショップが並ぶのが、とても楽しみですね!

maze: もう一つ、今後はショップをメルカリの「外」と繋げる機能の充実も非常に大切だと思っていて。

今回のShops事業に関しては拡散力がショップの営業力に直結するので、そこも非常に力を入れていこうとしています。

その辺りを開発メンバーが絶賛開発中ということですね!

maze: そうですね!今は全パート、頑張りどきになってますね。

peach: みんな必死ですね今。

デザイナーが作り、みんなで磨き上げたサービスLP

今回、先行出店者募集のLPをSTUDIOで作っていただきました。このLPのサービス内の立ち位置は?

maze: 今は先行出店者募集の動線しかありませんが、事業のフェーズに合わせて必要な動線を置いて、メルカリShopsのメインLPとして使っていきます。

peach: サービスの進化に合わせ、どんどん修正・アップデートを重ねていく予定です。

これまでのサービスLPは、どんな体制で作ってこられましたか?

maze: 社内でデザイナー・エンジニアリソースを割いて、内製してきていますね。

毎回フルスクラッチで作ってたところから、例えば「キャンペーンLPのフォーマット」みたいな形である程度決まってくるものをテンプレ化したりはしていたんですが、今回のような新しいサービスのLPとなるとその枠組みから外れるので、自由度も重視して色々と手段を検討しました。

LPにSTUDIOを導入した経緯は?

peach: いくつかノーコードのツールを使いたい理由があったので、まずは「ノーコードツールで作りたい」とチームに相談しました。

そうしたら、PMやエンジニアのメンバーも「ぜひチャレンジするべき!」と応援してくれて。

そこからノーコードツールを色々調べ、まず自分のポートフォリオを作ってみたりして、STUDIOが一番メルカリShopsらしいデザイン実現できそうだと判断して選びました。

選んでいただけて光栄です!

peach: あとは、結構メルカリShopsと似ているなと思ったんですよね。作る人を応援するツールというところで。

maze: そうそう、そうなんですよ、だから使ってるんです!(笑)

peach: なんというか、すごく優秀な人や難しい技術を持っていなくても、作りたいものを作れるという根っこの価値のところが、メルカリShopsとすごく似ているなと。

maze: 似ているけど、STUDIOさんの場合はもうちょっと幅が広くて、高度なことをしようと思えばできるように設計されてるからこそ、多分僕が作ったものとデザイナーであるpeachさんが作ったもののクオリティの差っていうのは、しっかり現れる。
これって、プロフェッショナルの方がちゃんと自分のクリエイティビティを発揮することができるツールだということですよね。

peach: あぁ、確かにそうですね。

maze: そこがSTUDIOさんの伸び代であり強みなのかなと思ったりしてますね。ユーザーの表現力を最大化するところに投資してやられてるのがすごい。
一方ShopsもECのノーコードサービスと捉えられるので、思想の近いノーコードサービスを事業に活用していきたいと思っていたので、日本発のノーコードツールであるSTUDIOさんとうまく繋がったことは良かったなと思っています。

メルカリには、もともと導入事例やSTUDIOのノウハウは全くない状態?

peach: はい、前例はない状態で、LP着手の一ヶ月くらい前から、独学でYouTubeの公式チュートリアルや、使ってみた系の動画で使い方を覚えていきました。

実際に使ってみてどうでしたか?

peach: 従来の体制でのWebサイト作りでは、エンジニアさんの作業のことを考えると、アニメーションをつけたり、ランダムなレイアウトをするのがいつも申し訳なかったんですよね。

そういうビジュアルの細部のこだわりって、数字には直結しない、どちらかというとファンを作る要素なので、実装が大変にならないようにという観点が入ったときに、制限をかけてしまいやすい部分になってくる。

今回のLPでは、最終の動きの部分まで自分で作り込んでいけたのが、すごく良い制作体験でした。

peachさんはコーディングの知識も?

peach: 多少は経験があるんですが、それを踏まえて思うSTUDIOのメリットとして、変なバグり方しないというか。

自分で実装した時に「あれ?なんか変なところ行っちゃった」「ボタン消えた」とか、トラブルの原因を探して直すのにすごく時間がかかったりするんですけど、STUDIOはそういうのがなくて、意図した通りにいかなかった時の原因の追求が楽。ビジュアルで確認しながらデザインできるし、プレビューにも開発作業がいらないのでコスパが良くて。

使い方に慣れちゃえば、自分でコーディングするよりも単純にすごく楽だなと思いましたね。

LPはお1人で?

peach: メインのデザイナーは私1人ですが、壁打ちみたいな形で入ってくれるPMがいたり、mazeさんやチームメンバー、関わる全員の意見を超フラットに取り入れています。

maze: ザクっと「頼む」というのは言って、デザインに起こしてもらった上で、割と意見の往復はやった気がしますね。「ここマルでいく!?ビックリマーク入れよう!」とか(笑)。

peach: そう、STUDIOのライブプレビューURLってみんなでシェアできるので、例えば開発担当のメンバーとも「この機能の情報ってもう書いて大丈夫ですか?」「このくらいの表現でイメージ合ってますか?」みたいな話をリアルタイムにやりとりしながら進めました。

その辺りのライティングも主にpeachさんが?

peach: メインは私なんですけど、やっぱりみんなで話しながら…。

maze: ええ、ギャーギャー言いながら(笑)

peach: リリースしてからも、唐突にSlackで「ここ、これ入れてください」みたいなメッセージが飛んできたり(笑)

でも、そうやって頻繁に入る修正も、デザイナー1人ですぐに反映できたのですごく助かりました。

どのくらいの期間をかけて制作したんですか?

peach: UXリサーチもやっているので普通より期間がかかっているかもしれませんが、Figmaでデザインするところから実装完了まで、2ヶ月ちょっとというスケジュール感でした。

ソウゾウのリサーチ業務、楽しそうですね。

peach: そうですね、そしてSTUDIOって、UXリサーチともすごく相性がいいんです。

実装したページを1対1でお客様にお見せし、UXを検証するインタビューを1日に数人行っていたのですが、インタビューの隙間でテキストやレイアウトに変更を加えて「こうすると印象はどうかな?」をすごく手軽に試せる。

今回のLPでリサーチを回す中で、STUDIOでの制作の魅力の一つはブラッシュアップのしやすさだと実感しました。

LPでこだわったところは?

peach: メルカリグループらしい、安心・安全を表現しつつも、新登場のメルカリShopsの楽しさを感じられるデザインにするため、トンマナ検討段階から全社にアンケートをとってキーワードを抽出し、こだわってデザインに落とし込んでいきました。

困ったところは?

peach: 初めてのSTUDIOだったので調べながら作る中で、思ったよりもできること・できないことがあって、それを調べるのに時間がかかっちゃって。

公式FAQのページには、すごく助けられました。できないことをはっきり書いてくれてるので、「これはできません」と明言されているものをそれ以上調べなくていいのがよかったですね。

例えばどんなことが、やりたかったけれどもできなかった部分ですか?

peach: トップのところで、画像が自動的にクルクル切り替わるボックスを置きたかったんですが、これが今のSTUDIOの機能ではできないと直前で判明して、結局そのデザインを諦めてメインビジュアル変更、という事件がありました。

もちろんツールを使う以上どこかに制約がかかってくるのは当たり前なんですけど、そのぶんCSSがいじれたら嬉しいなとは正直思ってます…!

ノーコードツールで、全員が価値を生み出すクリエイターに

STUDIOを取り入れたことに対する反響は?

peach: 「STUDIO使ってるんだ」という声が同業他社からあったり、SNSでも結構「このサイトSTUDIOなんだ」「レスポンシブで画像が変わってるのどうやって作るんだろう」など、反響をいただきました。

あとは社内でも、デザイナーじゃないメンバーから「簡単にいい感じのサイト作りたいんだけどSTUDIOどう?」と相談1on1の申し出があったり。

初めて導入したので、グループ企業からもかなり注目が集まっていて、今後も色々なプロジェクトに使っていく予定です!

これまでのLP作りと比べると、STUDIO導入で一番大きかった変化はどんな部分ですか?

maze: やっぱり、デザイナーであるPeachさんが企画・デザイン・実装、さらにはデプロイ・ローンチまで1人でできたっていうのが非常にインパクトが大きいなと。今回のLP作りに僕らが求めた条件がその辺りだったので、とてもいい変化だったなと思います。

スクラッチで作るとなると、どうしても関わる人が増える。エンジニアだけでなく企画、開発、QA、インフラと、1つLPを出すのにいろんな方を巻き込むので、考えることがすごく多くなるんですが、そこをまるっとデザイナー1人で担当できるようになる。

あとは多分、「楽しい」ことも結構大事かなと思っていて。自分がデザインして、自分が実装してローンチする方が、作業範囲で区切られた仕事よりも絶対に楽しいはずなので。

peach: なるほど…。

maze: あれ!?楽しくない!?(笑)

peach: いや、しみじみその通りだなーと!(笑)

それを聞いて思ったのが、やっぱり実装してみて「ちょっと違うな」ってなること、どうしてもあるじゃないですか。デザインした通りに組んでくれてるのに、いざ実機で見るとなんか違和感、みたいな。

そうやって入る修正って、エンジニアさんにお願いするのが本当に申し訳ないんですよ。一度は自分で指定した数字なのに、「やっぱりここ16ピクセルにしてください」って言いづらい。

STUDIOでは誰にも遠慮せずに、細かい表現もレスポンシブの幅とかも自分でちょこちょこ設定できたので、自在にデザインできる感覚、こだわって最後まで作り上げる感覚がすごく楽しくて。

終わった後にmazeさんに、「こんな楽しい仕事をさせてくれてありがとうございます」って言いましたよね私(笑)

maze: そうでした(笑)

peach: 別れの挨拶みたいになっちゃったんですけど(笑)、そのくらいすごく楽しんでLP作りに取り組めました。

ーーそういう感想を抱いていただけるのは、私たちにとっても一番嬉しいことです!

maze: 「メンバーが楽しく働けているか」というのは、僕自身すごく大事なポイントとして見ていて、「今楽しいですか?」に対して120%のYESが返ってくる環境をいかに作るかっていうのが、経営者の最も向き合うべきところの一つだと考えています。

メンバー全員のことを価値を生み出すクリエイターだと思っているので、自分のプロフェッショナルな技能を使って自分の手で何か価値をこの世に生み出す楽しさを味わってもらうことが非常に重要。それを実現しやすいツールが、STUDIOさんもそうですし、近年増えてきているなと。

これはクリエイティブ職に限った話ではなく、例えばコーポレートメンバーも、自分でノーコードツール使って社内向けのサービスを作るとかが現実的に可能になってきていて、どんどんやってほしいなと思ったりしてて。

分業を進めるよりは、全員がクリエイターとして越境して自分の仕事の成果物を出す、みたいな。そしてお客様の反応を受けてもっと良くしていく、みたいなあり方を目指したいし、それを助けるサービスはどんどん使っていきたいなと日頃から思ったりしていますね。

そっちの方がみんな楽しいし!

ーー素敵な経営者!

maze: もともと僕自身前職はエンジニアで、作ることが趣味でもあるタイプなので、自分が楽しんだかどうかがプロダクトのアウトプットに確実に響くという実感が根底にあるんですよね。

当たり前ですけど、面白くないなと思いながら作るプロダクトより、楽しんで作ったほうがいいものができる。

そして、様々なツールの登場や意識の変化によって世間の「作ること」のハードルが下がってきたおかげで、この「作り手が楽しんだかどうか」は以前より効きやすく、お客様に届きやすくなっていると、常々思っていたりします。

今まで培ったものを活かし、日本のEC参入ハードルを下げるサービスに

現時点(先行出店者募集期間)で、メルカリShopsではどんなジャンルの出店が多いんですか?

maze: 注力したいカテゴリは2つあって、一つは食べ物、フードの領域。

生産者さんによる産地直送系のショップや、オフライン営業が厳しくなった飲食店さんのEC、旅行の現象で打撃を受けているお土産・特産品のオンライン販売といった領域でぜひたくさん使っていただきたいなと。

もう一つはクリエイター系。近年クリエイターエコノミーという言葉がトレンドに上がってきたり、クリエイター個人の方の中小企業化の流れがある中、作品をメルカリで販売されている方もいらっしゃったんですが、その層に向けて適切に使いやすい状態がなかったので、そこにドンピシャなサービスというポジションでの広がりも期待しています。

結構届けたかった層には届いている?

maze: 今回この発信の切り口も相当練りに練って、プレスリリース一枚作るのに15回くらい刷新してたりとかして、結構PRチームも大変だったと思うんですけど(笑)

その甲斐あって、意図した通りの届け方ができているんじゃないかなと。

まあただ、基本的には業種とかカテゴリでは絞らないつもりでいます。

規模の面でも、最初は一番僕らの提供価値が大きい小規模事業者さんをペルソナとしていますが、長期的には中規模以上の事業者さんにも使っていただけるようなプラットフォームにしていきたいと思っています。

近日中に予定している本格提供開始のタイミングから、誰でも使えるようになる?

maze: はい、その予定です。さらにいろんな方が入ってきてくれることを期待していますね。

メルカリShopsは今後、どんなサービスに育っていってほしいですか?

maze: とにかく使うハードルが低く、「売りたい」が超インスタントに実現できるサービスに。事業者様、特に初期は小規模事業者様がしたいなと思っている商いを、もっとも手軽に実現できる手段でありたいなと思っています。

ECが必要な方はたくさんいるんだけども、日本ではうまく促進されていないという課題に対して、色々な方向性のソリューションがあっても良くて、僕らはとにかく商売の「ハードルを下げる」ところに注力しようと考えています。

ここはぶれずに、愛されるサービスに育てていきたいなと思います。

思いの芯が見えてくる、とても素敵なインタビューとなりました。お二方の貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!サービスの本リリースも楽しみにしています!

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